ユナイテッドの特典航空券 (1)


スターアライアンスは,加盟航空会社数が最大なので特典旅行のバリエーションが一番楽しめます.日本では,やはりANAでマイルを貯めている方が多く,ユナイテッド (UA) は少数派なのでしょうか.私はUAの回し者でも何でもありませんが,UAマイルを使った特典航空券のメリットを考えてみたいと思います.
検索が簡単
ANAのウェブサイトでの検索は入力画面が何段階もあってなかなか面倒で,しかも限られた経由地しか検索してくれません.一方UAのウェブサイトでは,最初の画面に出発地・到着地・日程を入力して検索ボタンを押すだけでたくさんのオプションを表示してくれます.例えば,ワシントン・ダレス(IAD)~成田(NRT) の往復を検索すると,ANAサイトではANAとUAの直行便しか表示されませんが,UAサイトなら直行便のほか,シカゴ,デンバー,サンフランシスコなど様々な経由地を通るルートを出してくれます.もちろん直行便に空きがあればANAサイトでいいのですが,多少時間がかかってもその日に行きたい,という場合にはUAサイトの方が便利です.
なお,UAサイトの検索結果にはいくつか注意点があります.まず,画面上部に空席状況で色分けされたカレンダーが出てきますが,これがかなり不正確です.念のため,面倒でもそれぞれ日付をクリックして確認した方がよいでしょう.また,ルフトハンザのファーストクラスが2週間以上先のフライトに出てきたら,ほぼ間違いなく嘘です.この点はANAの方が正確なので,そちらで再確認されることをお勧めします.
片道発券が可能
ANAでは往復しか発券できませんが,UAでは片道だけ発券することができます.すると,往路をスターアライアンス,復路をワンワールドで (JALは不可ですが,アメリカンなら可能),というような組み合わせが可能になり,それぞれの手持ちマイル数が少なくても旅行できることになります.
片道発券の問題は,ストップオーバー (24時間以上の滞在) ができないこと,変更等の際に手数料が2倍かかることぐらいでしょうか.
所要マイル数の違い
ANAの所要マイル数は全区間の合計距離とクラスで決まります.一方,UAの場合は出発・到着地域 (北アジア,北米など) の組とクラスで決まり,乗り継ぎの数や総飛行距離とは関係ありません.この場合,工夫次第でなかなかお得な旅程を組むことができます.
例えば,北米から東南アジアへファーストクラスで行くにはUAだと片道70,000マイル必要ですが,ニューヨーク発でもロサンゼルス発でも同じです.また北米~東南アジアの場合,他の地域1つを経由することができます.通常日本やソウル (北アジア) などを経由することになるわけですが,実はこの経由地域としてヨーロッパを選ぶこともできます.つまり,ニューヨーク~成田~バンコクも,(実際にやりたいかどうかは別にして) ニューヨーク~フランクフルト~バンコクも同じ70,000マイルですむのです.また,往復チケットであればストップオーバーができますので,途中の東京かフランクフルトで何日か滞在することも可能です.
ちなみに,ファーストクラスで70,000マイルというのはANAでいうと2001~4000マイルの区分に相当しますが,これでは西海岸からでも東南アジアに到達するのは相当難しいでしょう.マイル単価が違うので単純な比較はできませんが,一般に短距離はANAが得,長距離はUAが得,ということは言えると思います.
長くなりそうなので,(2)に続きます...

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