昼間発のせいか,サービスはゆっくりめです.アメニティキット,メニューも離陸してから配られました.
食事のメニュー.今回はせっかくの日本発なので最初から和食と決めていました.
しかし,さる方からキャビアだけは8食積むという情報を得たので,遠慮なく和食コースの前にいただきます.
まずはサロン.
キャビアはサーモンのタルタルと一緒にちゃんと瓶ごと出てきました.キャセイはスモークサーモンと一緒に出すのをやめてしまいましたので,逆の動きです.
秋の味覚が並ぶ小皿五彩.日の丸は若干お子様弁当風ですが,盛り付けや稲穂の飾りは秋を感じさせます.
個人的にはかなり久しぶりの松茸をふんだんに使ったお椀.
さらに伊勢海老と,高級食材が続きます.もちろん,いずれもたいへん美味です.
メインの牛肉が来たので,カリフォルニアの赤ワインに切り替えました.この肉も柔らかいです.すき焼き仕立てということで中央には温泉卵.
デザートも有名店のプリン,ケーキ,冷たいものとバラエティ豊かです.
参考までに,シャンパンと赤ワインのリストも載せておきます.
下のブルゴーニュは食後に少しいただきました.
メインと一緒に飲んだのは上のカリフォルニアワインです.
食後シートをベッドにしてもらい,パジャマに着替えてしばらく睡眠.目が覚めると到着1時間半前でCAさんに「ちょうどよいタイミングでお目覚めになりましたね!」と褒められて?しまいました.和洋のコースもありましたが,少し重い感じだったのでアラカルトメニューからサラダ.
それとラーメンをいただきました.
そろそろ夜明けです.
最後にチョコレートをいただきましたが,これは後でラウンジでおやつとして食べることにします.
いつまでも乗っていたかったフライトでしたが,定刻より少し早く到着してしまい,早速いつものオヘア空港の喧騒に放り込まれました.ターミナル3に移動してセキュリティチェックへ行くと,月曜朝ということもあってかPre-Checkの列が異常に長く,プライオリティレーンの方が早いのではという状況です.しかし地元までのアメリカン便は予定通り飛んでくれて,ファーストでの往復+ホテル3ヶ所+ウィーンフィル演奏会+オフ会という短いながらも充実した旅行が終わりました.
一つ失望したところがあったとすれば,大韓航空の食事がビジネスとほとんど変わらなかったことでしょう.大韓航空はアウェー発で不利だったとはいえ,JALの和食の素材と手間,それに芸術と言ってもいい盛り付けには到底かないません.A380のビジネス後方席はだいたい空いているようですし,それならデルタから取れるビジネスで十分かなと思ってしまったのでした.