アンダーズを2時頃チェックアウトし，ANAインターコンチネンタル東京へローラーボードを転がして行きました．ものものしい警戒体制のアメリカ大使館の前を通り，15分ほどで到着．

チェックイン時，4時までレイトチェックアウト可能と言われましたが，残念ながら翌朝は早く出発してしまいます．予約してあったスタンダードルームから，プレミアム (?) ルームにアップグレードしてくれたそうですが，初めてなのでどう違うのかがわかりません．というかインターコンチネンタル自体，たぶんアメリカへ転職した直後のソウル出張で使ったのが最後で，7年ぶりぐらいです．

29階の部屋でした．アンダーズとは雰囲気がずいぶん違います．

窓側にソファがあるのは似ています．

デスクの椅子は機能的でした．

スピーカーの端子は古いタイプで使えず．ここはアンダーズに軍配が上がります．

部屋の奥から入り口を見たところ．あまり広くはありません．

バスルームと部屋の間はガラスです．

バスタブとシャワーが分かれていて，さらにシャワーから直接飛び込め入れます．

Spireステータスの特典が書かれた紙をもらいましたが，そんなに目立つものはありません．

しかし，しばらくするとアメニティのフルーツとスナックを持ってきてくれました．

トレーの上に “Bedtime Story” と称して小話が書かれた紙片が置かれていました．しかし寝る前に読む話としてはちょっと怖いのではないでしょうか．

しばらくすると演奏会の時間になりました．ホテルとサントリーホールはほとんどつながっているようなものなので5分で到着．ホールの建物に入ってチケットを見せ，配付されていたプログラムを受け取りました．以前は有名オーケストラの来日演奏会では2～3千円もする分厚いプログラムを販売していたものです．不景気で買う人が減ってそういう習慣がなくなったのか，たまたまこの演奏会だけかわかりませんが，今思うとあれはかなりの無駄でした．

2階前方のやや右というかなりよい席でした．開演を待っていると，2階最前列中央に西洋人カップルが大勢のお付きの人を連れて座りました．どこかで見たような・・・と思っていたらなんとアメリカのケネディ駐日大使夫妻です．さらに開演直前，舞台右手の入口からテレビ・スチールカメラを持った報道関係と思しき人たちが10人ほど入ってきて撮影準備を始めたので何事かと思ったら，皇太子殿下が悠然と入ってきました．確かに似たような場面をテレビで見たような記憶がありますが，こういうタイミングだったんだと納得．いずれにしてもさすがはウィーンフィル，VIPだらけの客席です．

曲目はハイドンの交響曲，モーツァルトの協奏曲 (オーボエ・クラリネット・ファゴット・ホルン)，ベートーヴェンの交響曲とすべて古典もの．場所は変わっても柔らかい響きで，すばらしいアンサンブルです．

アンコールもあって，終演したときには18時10分頃を過ぎていました．18時半のオフ会会場は赤坂駅付近で歩いて10分ほどかかるのでぎりぎりですが，こんなこともあろうかと準備はしてきてありましたので，部屋には寄らず急ぎ足で会場へ向かいました．

会場に着くとすでに4人ほどが待っていました．その後徐々に集まり，19時過ぎには12人全員揃いました．自己紹介から始めましたが，それぞれに対してみんなから質問や経験談やアドバイスが入るので，これだけで2時間近くかかってしまいました．やはり日系のステータスを持っている方が多いですが，昔のコロンボ発券で有償ファーストを買いまくってユナイテッドのグローバルサービスまで行った方，ブリティッシュエアウェイズやアリタリアのステータスを研究されている方，ビジネスクラス機内食批評専門の方など多士済々なメンバーでした．

参加者のお一人のアイデアで，アメニティキットなど箪笥の肥やしになっているエアライングッズを持ってきていただき，交換会を行いました．全部集めるとかなりの壮観．一人一つあれば十分かと思っていたら，結局一人2～3個行き渡ったのではないかと思います．

今回は忘れずに記念撮影．参加いただいた皆さん，楽しい会をありがとうございました！