ダラス出張:突然の機材変更,ホテル 2


ダラス出張に行ってきました.空港は何度も通っていますが,空港ホテル以外へ出るのは初めてかもしれません.しかし,今回も用事はダウンタウンではなく郊外です.デルタプラチナ維持のためにMQDが必要なので,フライトはアメリカンのノンストップではなくアトランタ経由のデルタを選びました.面白かったところだけかいつまんで書いておきます.

地元~アトランタのフライトは,搭乗開始直前に隣のゲートへ移動するというアナウンス.もとの機材に何があったのか不思議に思いつつ搭乗したら,こんな状態になっていました.雨粒に隠れて見えにくいですが,余分なタイヤが転がっているのがわかるでしょうか.主車輪の一つがパンクでもしたのでしょう.

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同一機種の予備機材があったという幸運のおかげで,定刻に出発・到着.アトランタからのフライトも順調にダラス上空まできました.地元からのノンストップに乗ると北からアプローチするのでちょっと新鮮な風景です.

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サウスウェストが主に使っているダラス・ラブ・フィールド空港 (DAL).ダウンタウンに行くならこちらが便利です.

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宿泊はDFWから東へ車で30分ほどの Sheraton Dallas Hotel by the Galleria というところです.Galleriaというのは近くにある大型モールの名前ですが,モール周辺にはSPG系だけでウェスティン,ル・メリディアンもあります.シェラトンを選んだのは,値段のほかにもちろん無料宿泊券狙いです.さらにスイートアップを使ったところ,ジュニアスイートになりました.アメリカのホテルで使うのはもったいない感じもしますが,今年はこの先あまり宿泊予定がないので消化のためです.ここまで9泊分,百発百中でアップグレードされています.

あまり期待していませんでしたが,案の定古めであまり特徴のない部屋でした.リビングエリアとデスク.

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奥が寝室です.

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ベッドはキングサイズですが,寝室は小さめでちょっと窮屈です.

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洗面所も,まあ普通.

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1.5部屋という感じでしょうか.エレベータの真裏ですが音は全く聞こえませんでした.しかし1001にはバス・トイレがないように見えますが!?

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部屋から見えた夕焼けがきれいでした.

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ラウンジの朝食はアメリカとしてはわりとまとも.

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ダラスの用事を終え,帰ります.例によってホテルからUberを呼んだら,運転手が元アメリカン職員でした.ファイナンスをやっていたということで,空港ではなく本社勤務のエリートだったようです.いろいろ話を聞きたかったのですが,向こうは運転中ですし,辞めた事情に触れかねない予感もして,遠慮してしまいました.

チェックイン済みなので,デルタが発着するターミナルEではなくセンチュリオンラウンジがあるDへ付けてもらいました.アメリカンで飛ぶの? と聞かれましたが,元職員だけに正直にデルタだと言うとそれならEだよと言われそうなので,アメリカンということにしておきました.

センチュリオンラウンジへ.受付のお兄さんにも顔を覚えられたようで,入った瞬間 “Welcome back!” と言われてしまいました.中に入ると,今日もいつものウェイトレスがいました.シャンパンを頼み,昼食です.

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搭乗が始まる頃にターミナルEへ移動し,デルタラウンジには寄らずにそのまま乗り込みました.アメリカ南部を横断してアトランタへ.

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しばらく待って地元への便に搭乗.奥にアトランタダウンタウン,手前に小さな空港が見えます.

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機材故障を幸運で乗り越え,デルタらしく順調なフライトが続きました.


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2 thoughts on “ダラス出張:突然の機材変更,ホテル

  • 大阪球場

    アトランタではなく、地元に予備機材があると言うのがすごいですね。ひょっとしてミネアポリスとかデトロイト行きが遅延になっていたりして。

    昔、以遠権行使路線が盛んなころ、成田でものすごく露骨な場面を目にしました。UAなんですが、われわれが乗った、先に出るはずだったBKK行きの747-400に故障が判明(確か乗り込んでドアクローズした後)。すぐさま一番最後に出る予定だったHNL行き(搭乗開始前)をキャンセルし、BKK行きに変更しました。HNL行きは確か747-200?かなんかで、2階席に座るわれわれの座席が変更になりました。結局2時間ほど遅れて出発しましたが、割を食ったHNL行き乗客に大変申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

    HNL行きの乗客のケアを見ていたのですが、上級クラスの客はJLに振り替えしていました。エコノミーの大部分の人は恐らく成田泊になったと思います。この事実を知ったら(もしくは自分が逆の立場だったら)HNL行きの客は激怒していたように思います。

    BKKをキャンセルしてしまったら翌日のBKK-NRTも自動的にキャンセルになるうえ、アメリカ本土からの乗り継ぎ客や上級クラス客が多そうなBKKを優先したのは明らか。HNLは観光需要ですし、BKKよりは機材もやりくりしやすそうですし。

    ひどいなあ、と思いながらもこれも航空会社の戦略、乗客の知らないところで日常的に行われてるんでしょうね。

    • tak Post author

      大阪球場さん

      隣のゲートに駐機していたので後で別のフライトに使う予定だったというのは大いにあり得ると思います.ただその時点ではゲートには誰もいなかったし,タイヤだけの問題ならすぐ交換できそうですから,影響は最小限だったのではないでしょうか.
      UAがBKKに飛んでいたなんて,今となっては懐かしいですね.747-200はさらに懐かしい (笑).私もAAでほぼ同じ経験をしました.私が乗るLHR便の機材が搭乗後に故障してGRU便と交換したのですが,このときはGRU便も遅れたものの修理後出発できたようです.ただ搭乗を待っていたGRU便の乗客からしてみれば,突然ゲートが変更になり,どこからともなく大勢の人がやってきて自分たちが乗るはずだった飛行機に乗り込んで行くのを見れば,何かがあったと気づきそうですね.
      おっしゃるとおり,機材のシャッフルはかなり頻繁に行われていると思います.乗客は結果を見て一喜一憂するだけですが.