米系航空会社は以前から貴重な (はずの) 羽田枠を巡って争っていて,一番最近の騒動はデルタのシアトル~羽田線が季節によってほとんど運航されないことにアメリカンとハワイアンが噛み付いた,というものでした.その時点ではデルタが引き続きこの羽田枠を使うことになりましたが,年中最低週2便は運航するという条件付きで,これが満足されなければ枠は自動的にアメリカンに移り,ロサンゼルス~羽田線を新設することになっていました.
ところが,やはり採算が取れないと判断したのか,このほどデルタはせっかく確保した羽田枠をあっさり返上してしまいました.時期は発表されていませんが,この前の約束ではアメリカンが近日中にロサンゼルス線を新設するはずです.
しかし,ロサンゼルス~羽田にはすでにANA・デルタが就航しており,競争が激しい路線.アメリカンにはJFK~羽田線を早々にあきらめたという前科がありますし,現在のロサンゼルス~成田線の行く末も気になります.
アメリカ便に限り深夜・早朝時間帯しか使えないというのが諸悪の根源なわけですが,米系各社の思惑が交錯してなかなかまとまらないという事情があるのでしょう.
ご指摘の通り、時間帯規制が諸悪の根源ですね。
AAの羽田便は時間帯がまだ発表されてない段階ではありますが、なんとなくAAの0時台MEX便や、LANの同LIM便への接続をある程度見込んでいるのかとは思います。また、旅行会社が目玉商品として座席を仕入れることが多そうなイメージです。
787なら、MIAあたりへ直行便を飛ばすことも可能そうですし、そうなると中南米への接続をAAは圧倒的に訴求できそうですが、これがあるとすれば、まずNRTからでしょうか。
かっちゃんさん
現在のHND-LAXはいずれも深夜羽田発,夕方LAX着なので,それと同じような時間帯だとするとご指摘のMEX,LIM便への接続はありそうですね.あるいは東海岸への red eye も? かなりきつそうですが(笑).
MIA-HNDも面白そうですが,JFKでも無理でしたし,やはり昼間時間帯が使えるまではNRTでしょうね.