デルタの国内線片道5000マイル特典 2


少し前に,デルタが一部国内線について片道1万マイルのエコノミー特典を始めましたが,さらに一部では片道5000マイルのエコノミー特典も出しているようです.ブリティッシュエアウェイズでの650マイルまでのフライトの必要マイル数4500に近いマイル数となります.

国内線片道12,500マイルという特典チャートをなくしたから可能な柔軟性で,一見非常時にも役立ちそうな朗報ですが,長期的にはかなり怖い話かもしれません.

というのは,ブリティッシュエアウェイズの場合特典枠さえあれば4500マイルで取れるのに対し,デルタの場合はそう単純ではなさそうなのです.どうも5000マイルで取れるのは運賃が安め (片道70~80ドル前後) の区間に限られるようで,私の地元~JFKも1万マイルはたくさん出てきますが,5000マイルで取れる日は少なくとも今年いっぱいはありません.この区間の運賃はジェットブルーの撤退後高騰していて,往復でも最低270ドル前後,片道だと300ドル以上します.

1マイル=*セントという明確な関係でこそありませんが,これはまさに航空券価格と必要マイル数の連動と言えます.この関係をビジネスクラスチケットにまで広げられると,もう特典でビジネスクラスというわけにはいかなくなります.


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2 thoughts on “デルタの国内線片道5000マイル特典

  • 大阪球場

    うーん、急激にではありませんが、全体的に見てTakさんの危惧されている方向に向かいつつあるなあというのは感じます。
    高い運賃を払ってくれる人(儲けさせてくれる人)を優遇するのは企業として当たり前なのかもしれません。
    でも、他社とのマイレージプログラムの競争、差別化もありますからねえ、どうなるのでしょうか。ぼくのような素人には分かりません。
    動向を興味深く見て行きたいです。

    • tak Post author

      大阪球場さん

      AAは今のところ差別化の方向ですね.差別化の他にも,クレジットカード会社との関係などなかなか複雑な力学があるのではないかと想像します.本当にお金のある人は上級会員特典とかアワードなんてせこいことは考えないような気もするので(笑),利幅は薄くても数の多い一般フライヤーこそFFPで惹きつけておくべきなのではとも思いますが,DLやUAの動きは逆ですね.