エールフランスが,アメックスなどから移行したマイルだけで特典を発券した人をターゲットにアカウント閉鎖などの強行措置に出たことは以前書きました.あまりにも無茶な対応でエールフランスだけの特殊事例かと思っていたら,アラスカ航空でも同様の例があったと知って少々恐ろしくなりました.
ほぼ購入・SPGからの移行によるマイルだけで友人用にキャセイなどのビジネス・ファーストクラス特典を発券した人が,アカウントロック・マイル没収の憂き目にあったというのです.その後,今後は他人のための特典発券をしないと約束して,やっとマイルを返してもらったそうです.
アジア系のプログラムと違い,アラスカ航空を含め米系のプログラムでは他人のための特典発券は自由です.規約ではマイルの売買は禁止されていますが,無償譲渡であれば通常全く問題になりません.また,マイル購入やSPGなどからのポイント移行システムが存在する以上,それを使うのも問題ないはずです.
私の場合,アラスカ航空のマイルはすべてクレジットカード,SPG,ホテル滞在からで,フライトで貯めたものは全くありません.他人用に発券することはおそらくないとは思いますが,ちょっと怖い話でした.
家族間でアラスカ特典チケットの発行を5回以上実施 (同伴、または譲渡) していますが、まったく問題ありませんでした。(他プログラムからの移行は、ほんの一部で、大きな移行はありません。) ファミリーネームが違ったり、登録住所が違ったりすると、セキュリティーの観点からチケットを悪用されるなどの問題になりやすいのかもしれませんね。 米国では、個人情報は、通常 知人にも、むやみに漏らしませんしね。 ちなみにアラスカ航空は、数日前に北米ベストエアライン(顧客満足度調査、J.D. Power社リサーチ)に選ばれたばかりですが、。
http://www.seattlepi.com/business/boeing/article/Where-Alaska-Airlines-lands-in-customer-6260471.php#photo-7971768
NWエリアさん
フライトで貯めたマイルがそれなりにあれば問題ないようです.アメリカでは結婚していてもファミリーネームが違うことは珍しくないですし,そもそも友人への譲渡も禁止されていないので,いずれにしても問題はないはずなのですが,移行ポイントばかりだと怪しく見えるのかもしれません.
J.D. Powerの調査は,いずれ簡単に取り上げるつもりです.
アラスカ航空より先日クレカ・スペシャルキャンペーンで5万マイルボーナスの案内をいただきました。個別エアラインとしても応援しているので、本日クレカをアプライ、手続きを実施、承認完了。会費は年75ドルで、同伴者割引:米国内のどのルートでも120ドルのプロモ-ション他もついてきます。現時点で、年内の航空券の予約は全く入れていませんが、、秋以降に計画できればと思います。アメリカン航空でもアラスカ同様に上級会員待遇となるようなので、過去一度も利用したことがないアメリカンも東海岸や日本ルートで使用してみたいと思います。
NWエリアさん
アラスカ航空のクレカボーナスは通常2万5千マイル,多くても3万マイルなので,5万というのはすごいですね.しかも承認と同時にもらえたように記憶しています.東海岸でのプレゼンスがほとんどないので私にとっては同伴者割引は使いにくかったですが,西海岸なら問題なさそうですね.