シェラトンバンダラホテルは空港ホテルと言ってもいいほどの立地ですが,着いてみると周囲から隔離されたリゾートホテルのような趣でした.
夜中の2時半近くになってようやくチェックイン.ベルボーイが部屋まで案内してくれると言われました.普段なら断るのですが,このときは疲れていたのでお願いしたところ大正解で,自分ではまず辿り着けない迷路のような構造です.
ずいぶん歩いて着いた部屋は結構広く,テーブルにはウェルカムアメニティなのか果物と水が4本も置いてありました.ただし時間がなく消費しきれそうにありません.
ベッドは大きくて快適です.
出発まで時間がないのでとにかく寝ます.途中,意識はあるのに身体が動かない,つまり俗に言う金縛り!?のような状態になりましたが,疲れているときにはたまにあることなのでそういうことにしておきます.
翌朝,目覚ましのためにシャワーを浴びると少し明るくなっていて初めて外が見えました.部屋は庭園に面しており,のんびりするには良さそうなところです.
チェックアウト後,空港へ戻るバスをロビーで待ちます.
なにしろ滞在時間が短すぎましたが,特に何も出てきませんでしたし,レストラン等もいろいろあるようなので,機会があればまた泊まってもよいと思いました.
翌朝,何度か迷いながらなんとかフロントに辿り着き,チェックアウト.数時間の滞在では到底把握しきれない複雑さです.ホテルのシャトルバスで空港へ舞い戻り,再び荷物を預けるためにキャセイのビジネスクラスの列に並んでいたら,奥にファースト・ビジネス専用のカウンターがあると言うので行ってみました.じゃあこの列は何のため?
バンコクのタイ航空ファーストクラスチェックインほどの質と規模ではありませんが,カウンターの前に椅子があるチェックインエリアです.JFKまで預けたはずの荷物を再び預けるというのでちょっと混乱しましたが,古いタグを取って新しいものを付けることで決着.悪名高いらしい出国税については全く知らずに来てしまいましたが,チケット代に含まれているかどうか調べ,含まれていなければ後でラウンジへ徴収しにくるとのこと.
出国手続きも座って待っている間にやってくれるというのでパスポートを預けると,数分後戻ってきて,そのまま裏口からラウンジへ入りました.なかなかよくできています.
ラウンジはかなり広く,食事も少しありましたが,特に食欲の湧くものはなかったのでパス.大音量のテレビなど何だか騒々しいラウンジでした.WiFiになかなかつながらず四苦八苦していると,さきほどのスタッフが15万ルピアの出国税を徴収しに来ましたが,1晩だけの滞在でルピアなど持っていなかったので15USDで許して?もらいました.後で調べるとUSDでは受け取ってもらえない場合もあるらしく,多少運がよかったようです.
搭乗時間になり,ラウンジを出るとセキュリティチェックはゲートへ向かう途中でした.ゲートに着くと搭乗はかなりすすんでいて,最後のほうに乗り込みました.
こんにちは。
私もこのホテルには何度か泊まっていますが、幽霊の訪問という栄誉には浴していません。
おっしゃるとおり複雑な館内構造で、中庭に出てから到達する部屋もあり、リゾートホテルのようです。建物自体はマトモに見えますが、雨季に行くと回廊が水浸しになっていたりして、植民地時代のような気分が味わえます。
Pechedenferさん,こんにちは.
幽霊,Pechedenferさんもお会い (?) になったありませんか.一度は会って・・・いや,遠慮しておきます(笑).朝は本当にフロントまで辿り着けるか何回か不安になりました.次回は探検する時間を確保したいと思います.