記念すべき初RTW出発の日ぐらいアンダーズでゆっくりし,満を持して成田に乗り込みたかったのですが,私用旅行にも関わらず仕事を入れられてしまい,千葉県内某所で朝から昼過ぎまでみっちりミーティングの後リムジンバスで成田へ直行という慌しいことになりました.当然,この日は有給ではなく出勤扱いにさせていただきました.
バスの時間の都合でやや早めでしたが,ワンワールドエメラルドの権利を使ってファーストクラスカウンターでチェックイン.ストップオーバーなしで成田~ジャカルタ~香港~JFKと飛ぶのですから,係員が一瞬「???」という顔になるのも当然です.恥ついでに荷物をJFKまでスルーで預けられるか聞いてみました.ごく短時間の滞在に荷物を持ち歩くのは面倒なので,1泊分の下着だけバックパックに入れておいたのです.ルールを調べてくれた結果,24時間以内の乗り継ぎなら通しで預けられるとのことで,スーツケースとはJFKまでおさらば・・・のはずでしたが,最終的にどうなったかは後ほど.
あきれられながらもJFKまで3枚の搭乗券を手にして,優先レーンでセキュリティチェック,自動化ゲートで出国手続きを済ませ,職場用に免税店で日本ぽいお菓子などを購入.ゲートはサテライトということでしたが,時間があるのでまずは本館のファーストクラスラウンジに寄ってシャワーを浴びた後寿司とビールをいただき,次いでサテライト側でカレーと私としては多めにお腹に入れました.
搭乗時刻が近づきゲートに向かって歩いていると,「・・・トイレを済ませてからご搭乗ください」という放送が聞こえました.JALでもトイレが壊れたまま飛ばすんだ!とびっくりしていたら,2度目の放送でバンコク便が出発後しばらく気流が悪くシートベルトサインが長時間消えない可能性があるという前半部分が聞こえ,そういう事情だったのねと納得.
さて,いよいよ初のSS6です.もう外は真っ暗なので関係ありませんが,いつもの習慣で窓側の席を選びました.今までのリクライニングシートからは大幅ステップアップとなるフルフラットということを抜きにしても,新しい内装は気持ちがいいです.
狭いと聞いていましたが,スイス航空やオーストリア航空と同じような感じでしょう.初めシートにおいてあった妙な形状の物体は枕と思われますが,いまいち自信がないまま使っていました.頭と首にフィットするようになっているんでしょうか.テーブルはANAと同じ2つ折型.
シートコントローラはSS7と同じデザイン.
IFEのコントローラはボタン式のみで,液晶はありませんでした.
収納がしっかりあるのも良いです.
仕切りが高いのでよくわかりませんでしたが,3分の2ぐらいの搭乗率でしょうか.次は食事編です.