カトマンズから帰った数日後,サンフランシスコへの出張がありました.国内線なので油断していたら,往路フライトでいきなりつまづきました.
フライトは往復ともデルタのミネアポリス経由を予約していました.わりと直前の購入でエコノミーでも10cpmを少し超えるぐらいの値段だったので,今回はエコノミーコンフォートと非常口席です.ただ地元~ミネアポリスは往復とも早々にアップグレードが確定しました.
往路は地元を夕方遅く出発してサンフランシスコに夜中着く予定でした.ミネアポリス便の使用機材が無事ミネアポリスのゲートを離れたのを確認して職場を出発し,いつもの空港パーキングへ.シャトルバスに乗り込んでもう一度確認すると,なんと途中で引き返したのかまだミネアポリスで搭乗中となっています.このままではサンフランシスコ便に乗り継げませんので,慌ててKVS Toolでその日のうちにサンフランシスコに到達する方法を探しましたが,いずれも20分ほどのうちに出発しなければならず到底無理です.一番早く着けるのは,同日のアメリカン便でシカゴまで行き,翌朝一番のユナイテッド便でサンフランシスコへ向かうという荒業であることがわかりました.どうにも最近フライトの運がありません.長距離国際線でないだけマシですが・・・
本来ならセキュリティチェックにそのまま向かうところ,デルタのカウンターに寄ってフライト変更を頼みます.やはり故障で引き返したようで,上記のフライトに変更できないかと申し出たらOKしてくれ,シカゴのホテルも提供してくれるとのこと.20メートル歩いてアメリカンのカウンターへ行ってチェックインし,ついでにアメリカンの会員番号を入れてもらいます.次に,後で自分でチェックインその他をするために予約番号だけ聞くつもりで50メートル先のユナイテッドカウンターへ行ったら,シカゴからの便にチェックインしてくれました.JFKみたいな大空港だったらこうは行きません.
アドミラルズクラブで待っている間にユナイテッドの予約にトルコ航空の会員番号を入れようとしたら,アメリカンの番号から変更できません.いつの間にかオンラインでは変更できなくなっていたようです.意味もなく不便になったのに怒りながら電話して変更してもらうと,若干タイムラグがありましたが数時間後にはスタアラゴールドの表示になりました.さらに頃合を見計らってアメリカン便のゲートへ行き,アップグレードを頼んだらあっさり処理してくれました.と,ここまでは順調.
ところが,アメリカン便も使用機材がシカゴでの融雪作業に時間がかかった影響で遅れ,さらにシカゴに着いたら使用ゲートにいた飛行機の融雪作業が終わるのを待ち,結局1時間半も遅れて到着しました.
やっと飛行機を降りてデルタのカスタマーサービスを探し,ホリディインのバウチャーを発行してもらいました.ホリディインはたまにど田舎で泊まりますが,値段のわりに意外と清潔でフレンドリーなところが多いものです.しかし,このホリディインは汚いし,フロントも高圧的とひどいところでした.
翌朝,4時15分のシャトルバスに合わせて4時頃降りて行くと,なんとバスはもう満員になって出発したといいます.仕方ないのでUberを呼んで待っていると,同じバスに乗るつもりだったらしいアジア系の宿泊客2人が途方に暮れていたので相乗りに誘いました.ただし彼らはUber使いではなくアプリを使った割り勘はできませんし,私はターミナル1で彼らはターミナル3なので料金を見てから割ることもできません.フロントがタクシーは20ドルくらいと言うので,UberXなら15ドルくらいかと見当を付け,きりもいい5ドルずつを徴収.すると実際には13ドルほどで,若干得をしてしまいました.
サンフランシスコまでのユナイテッドフライトは意外にも (失礼) 順調.今回も搭乗グループは1だったので,単発的なバグではないようです.
もうおなじみの大陸横断なので景色は省略しますが,変わったものが一つ見えたのでそれだけ.ネバダ州にある太陽光発電所です.
途中医師の方はいませんかとアナウンスがありひやっとしましたが,幸い大したことなかったようでダイバートには至らず,定刻より数分早く到着.このとき隣の若い男性が携帯を持った腕を私の目の前までぬーっと伸ばしてきたので何事かと思ったら,selfie を撮ったのには面食らいました.
波乱万丈?の出張お疲れさまでした。
アメリカ国内線利用でありながら、最終便で乗継地へ移動かつ翌朝一番の移動とはかなり大変でしたねえ。
それにしても、遅延やフライト逃した時のフレキシブルな対応は米系が一番ですな。
ところで、ORD近くのHIですが、下記でしょうか?
かなり辛辣なコメントが並んでいますが、遅延時のホテルは利用者側に選択権がない所が厳しいですな。
私も、BAのLHR便が遅延した時に、エコノミークラスの乗客の皆さんとまとめてプレミアインに護送されて困った事を思い出しました・・・。
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g35805-d142296-Reviews-Holiday_Inn_Chicago_O_Hare-Chicago_Illinois.html#mtreview_review_256913694
疾風さん
ありがとうございます.ここまでトラブルが続くのも珍しいですね.
> ORDのHI
はい,そこです.辛らつなコメントは当然でしょう(苦笑).少なくとも上級会員の場合,自分で勝手にホテルを予約して後でレシートを送れば一部でも返ってくることが多いようで,私もそうすればよかったと後悔しました.Aloftなどがわりとリーズナブルな値段で出ていたんですよね.
出張お疲れ様でした。
Takさんのトラブル時の対処法は、いつも勉強になります。ありがとうございます。
私は先日、NRT/ORD/LGAと乗り継ぐところを、出発の7時間ほど前にAAから電話が入り、
「NRTORDが30分ディレイするので乗り継げなくなる。NRT/BOS/LGAへ振り替えてよいか?」と言われました。
NRTBOSはJAL便しかないので、個人的には望むところなのですが、
ただ1点、AAはSWUでFが確定してたのに、JAL便にはFが無かったので、
当然ながら「SWUを返すからC席で」となったのは少し残念でした。
結果的には、復路で乗ったAAのFより、JALのCのほうが数段快適でしたし、
なぜかボーナスマイルもAA便よりたくさん付いたので結果良しなのですが・・・笑
全体の印象として、今回のディレイの機敏の対応には、
「AA@日本語デスクも、なかなかやるなぁ」と思いました。
今回2点ほど疑問が生じました。
①もしJAL便にF設定があれば、Fへ振り替えてくれたりするのでしょうかね?(これは無理でしょうね?・・・汗)
②AAからの電話が+44で始まってました。AAの日本語ダイヤルはUKにあるんでしょうか?
もしご存知でしたら教えてください。
スレから脱線した内容で、失礼いたしましたm(..)m
noriさん
それはすごい対応です! SS8でなかったのは残念ですが (確かBOSはまだですよね?),サービスの点でははるかに上ですね.AAのICN発が数時間遅れたときは自分で対応しなければなりませんでした.
> ①もしJAL便にF設定があれば、Fへ振り替えてくれたりするのでしょうかね?(これは無理でしょうね?・・・汗)
SWUの場合はAクラスで再発券されているはずですから,Fになる可能性はあると思います.
http://www.takairtravel.com/blog/4717
> ②AAからの電話が+44で始まってました。AAの日本語ダイヤルはUKにあるんでしょうか?
ORD便出発の7時間ほど前だと日本支社の営業中だと思いますが,UKからでしたか.日本支社の営業時間外に電話し,英語を選択するとイギリス風の英語を話すオペレーターが出てきたことはあります.
アップグレードの場合でも、振替先でFになる可能性があるんですね!
F設定のある翌日午前のJFK直行便に振替を依頼すれば良かったかな?笑
+44で始まるAAからの電話は、その時取れなかった為、留守電に川島と言う流暢な日本語を話す方からメッセージが入っていました。
折り返し03***へ電話欲しいとのことで、折り返しかけ時には別の方が対応してくださいました。
まさか日本語の電話を全てUKで取っているとも考えづらく、謎です。
noriさん
確かに,JFK便への振替にどう反応するかは興味ありますね! 電話はやはり日本支社のようなので,+44は転送か何かの関係かもしれませんね.
はじめまして。
AAの日本支社(コールセンター)はたしかオーストラリアにあったと記憶しています。電話番号は日本ですが、オーストラリアに転送されるようです。昔日本のコールセンターを閉じるのに揉めたと聞いたことがあります。
アメリカの日本語デスクを通じて予約した時のクレジットカードの請求元住所をみるとロンドン郊外のようです。アメリカの田舎の都市はあまり知らないのに、妙にヨーロッパの地理に詳しいなと思ったことがあります。+44から電話があったとするとイギリスにあるとみていいのではないでしょうか?
通りすがりですが、失礼しました。
KENさん
はじめまして.情報ありがとうございます.
アメリカンの日本 (アジア) オフィスは品川にあるので,日本語のコールセンターとはまた別なんですね.以前,日本時間の夜中に東京の番号にかけたら,オーストラリア風の英語の人が出たので妙だなと思ったのですが,私の耳は正しかったわけですね(笑).今回の件とは関係ありませんが,コールセンターの場所とRTWの発券地の関係まで考え始めるとますますややこしくなります・・・