RTWシリーズ最終回は,途中で帰ってくる”息継ぎ”のための航空券についてです.
ダラス往復などのアメリカ国内線は適当なエコノミー航空券でよいので後で考えるとして,長距離フライトとなるドーハ,マドリード,コロンボからの往復をいかに安く快適に飛ぶかが問題となります.もちろん特典を使えば現金の持ち出しは少なくて済みますが,マイルもなるべく有効な使い方をしたいところです.
残念ながらドーハ発北米方面のお手軽な運賃はなく,以前書いたようにANA特典を発券しました.
マドリードからは夏休みということもあり,デルタの格安ビジネス航空券が出ています.どこにマイルを付けるかは別にして,シート・サービスの点では特に文句ありません.JFKノンストップではなく,アムステルダムかパリを経由するのが安く,マイル数も多くなります.
コロンボ発券のビジネス・ファーストが安いのは有名で,この場合も地元までエティハドのビジネスクラスが$2,000を切る値段で出ています.しかし最近デルタの動きが怪しいので,保険のために7万マイルを使って地元→コロンボのビジネス特典を発券しておくことにしました.デルタのデトロイト経由でソウルまで行き,大韓航空のノンストップに乗り継ぎます.ジャンボは,前回2階席だったので今回は機首部分を選びました.
コロンボからの帰り用にはアメリカンのファースト特典 (67,500マイル,クレジットカード特典で実質62,500マイル) を確保.香港経由のキャセイビジネスクラスで成田まで,その後JALファーストでロサンゼルス,アメリカンの3クラス大陸横断便のファーストでJFKまでという4セグメントのルートで,これはこれで楽しみがあります.
しかしデルタマイルの別の使い道が見つかったら,両方ともキャンセルして有償に切り替えるかもしれません.エティハドの大西洋路線はアメリカンに加算できず,加算できる区間もステータスマイルにはなりませんので,どこか別のプログラム,例えば大韓航空かANAに付けることを考えています.
とりあえず現時点で予定しているRTW関係のフライトを全部地図にするとこのようになります.ヨーロッパなどごちゃごちゃでもはや判読不能ですが.
これで96,279マイルとなります.地元発着の国内線は省略していますので,全部合わせると10万マイルを少し超えそうです.
CXのHKG-NRTにはFがありませんがHKG-HNDにはFがあり、東京で一泊することになりますがCX、JLのFラウンジが満喫できます。
税金は変わりますがAAの必要マイル数は同じなので、私はいつもCXの午後便でこのルートを利用しています(-HKG-HND・NRT-LAX)。
グローバル・フライヤーさん
別案としてはCMB-HKG-HND-SFO-JFKもありました.時間に余裕がなく東京一泊は無理そうなので,そのまま深夜のSFO便で出発する旅程です.
HND-SFO-JFKはFに空きがありそうだったのですが,HKG-HNDは今のところCのみで不確実なのと,レッドアイ後職場直行になるのであきらめました.