ウェスティンシアトルのデラックススイートは海側に面しており,44階なので眺めもなかなかです.夜景.
夜が明けると,ビルの隙間からレーニエ山が見えました.
反対側はオリンパス山系でしょう.
観光する時間は全くありませんでしたが,しっかり演奏会には行きました.シアトル交響楽団を生で聴くのは初めてです.常任のルードヴィック・メルローの指揮で,ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番,アイヴズの交響曲第4番という曲目で,舞台左側のバルコニー席を取りました.
ラフマニノフはロシア人のデニス・コズーキンというピアニストのソロで,ロシア人らしい力とテクニックで押しまくるスタイル.オーケストラは弦の重厚な響きが印象的でした.管は一部トップ奏者を除き普通・・・かな?
休憩後のアイヴズはアメリカ人の作曲家で,交響曲第4番にはアメリカの歌も織り込まれていますが,舞台裏で弾く人がたくさんいたり,グランドピアノ2台にアップライトピアノもあったり,サブの指揮者がいたりと編成はかなり変わっています.
休憩中も練習に余念のない打楽器奏者たち.
木琴の人が同じ場所を何回も練習していてえらく熱心だなあと思っていたら,あまりに変わった曲なので演奏前に指揮者による「解説」があり,その中で一部を取り出して演奏させられるためだったようです.解説でだいぶ構造がわかったところで本番に入りました.確かにかなり変わった,というかカオティックな曲で,非常に美しい第3楽章以外,どうなっているのかよくわかりませんでした.
Takさんはオーケストラがお好きなのですね!
素敵な大人の趣味!って感じですね。
ちなみにどこの席で聞くのが一番お勧めですか?
Rikuさん
いえ,私の場合は中学以来の趣味です (笑).席は好みもありますが,音響やバランスはやはりチケットの値段が高いところ (1階の中央付近や2階の前の方) が良いです.私はビジュアルも楽しみたいので,今回のような変なところ (舞台の横や後ろ) にもよく座ります.