少し古い話になりますが,フライングブルー (エールフランス・KLMのプログラム) で,とんでもない理由でアカウント閉鎖・マイル没収の憂き目にあった人が続出したそうです.
それは,アカウントを開設してすぐアメックスやCitiからポイントを移行し,特典航空券を予約した人たち.初めは「ブローカーからマイルを購入したため」と言われ,そうではなくて自分のポイントを移行しただけだと抗弁すると,今度は「マイル移行目的でアカウントを作ってはいけない」と言われたとか.どうやら,いくらかはフライトで貯めたマイルがあり,そこに追加するならいいけど,フライト実績もないのに特典だけ取るのはまかりならん,ということのようです.
それならそうとフライングブルーやアメックスのページに明記しておくべきですし,デルタがやりかけたように年間の移行数を制限するという方法もあります.いずれにしても,フライングブルーに移行するときは慎重になったほうがよさそうです.
一方,ユナイテッドでは現金と引き換えにGPUを売ったとしてグローバルサービス会員がアカウントを閉鎖されました.この人はeBayに “$***で旅行のアドバイスを売ります.購入者にはGPUを差し上げます” という広告を打っていたようです.コンサルティングの形を取って,実質現金でGPUを売るという古典的な手口です.eBayやCraigstlistにマイルやアップグレード券を出すとエアライン関係者がおとりになって買いに来るという話はFlyerTalkでもときどき出ていましたが,高収益をもたらすはずのグローバルサービス会員にまで問答無用で鉈を振るったというのは若干驚きでした.
私も大きなことは言えませんが,一応FlyerTalkのガイドラインに沿って慎重に取引していて,これまで問題になったことはありません.自分のアカウントが閉鎖されるのは自業自得としてあきらめもつきますが,GPUを受け取った人のアップグレードがキャンセルされるとそちらの責任も生じます.
ゴホッゴホッ!!お呼びでしょうか?(笑)。
いやあ怖い話ですが、AFはやり過ぎな感じが。
日本の某オークションでは、米系のマイレージやUPグレード券が野放し状態で販売されていますが、殆ど問題になっていないようです。
しかし、FTでは無償で差し上げるとのスレッドを見たことがあるので、対価なしならば問題ないのですかね?
うーーん、我々も気を付けないといけませんねえ・・・。
疾風さん
私にとってもかなりリアリティのある話でしたが(笑),AFはどう考えてもやりすぎですねえ.
日系は親族でないととかいろいろ条件があるようですが,米系の場合は友人等に無償で譲るのはルール上もOKで,禁止されているのは売買やバーターです.FTでは無償はもちろんOKですが,AAを除き旅行関係商品 (マイル・ポイントなど) との交換ならOK,流動性の高い現金やギフトカードはNGということになっていますので,その範囲内なら事実上はバーターであっても黙認状態なのかな・・・と解釈しています.
しかし,あまりむやみにやらない方がいいのは確かでしょうね.
AF怖いですね。
私はAFにはマイル貯めていませんが、
ACのaelo planは、一度も搭乗による加算がなく
全てがSPGなどからの移行でマイル貯めてます。
aelo planが真似しないことを願ってます;^_^A
コメントの中に「AAを除き」とありますが、
アメリカンのシステムワイドは、売買が公式に
認められてるってことなのでしょうか?
noriさん
私もACはすべて移行です.こんな話は聞いたことがないので,AFが特殊なのだとは思いますが・・・
「AAを除き」というのは逆で,AAはFTでの交換も禁止されているという意味です.昨年前半ぐらいまでは可能だったのですが,SWUやマイルの売買をした人たちが一斉摘発に遭い,その後全面禁止されました.
takさん、レスありがとうございました。
AAの日本語サイトには、SWUの譲渡について記載が何もありませんが、
売買のみならず譲渡も不可なのでしょうか?
また同行者の場合はどうなのでしょう?
500マイルUGは「同行者はUG可能」と言う記載がありました・・・
noriさん
米系の場合は,マイルもUP券も基本的に無償譲渡は可能だと思います.SWUの場合は自分が同行しなくても大丈夫です.金銭その他との交換は禁止されているので,UAのGPUをFTで取引するのも厳密にはルール違反のはずですが,閉じたコミュニティ内 (投稿が一定数ないと参加できない) のやりとりということで黙認されているのだろうと解釈しています.
Flying Blueは、またヘマをやらかしたのではないでしょうか。疑わしいと判断するのに十分な動きだったのでしょうが、規則には反していないということなのでしょう。こういう話を耳にするに度に、FFP会員の立場は非常に弱いと感じます。マイルは景品に近い位置づけでしょうから、法で保護されるとも思えません。結構なお金も動いているのですがね。
pechedenferさん
完全にルール内なのですから,やりすぎですよね.復活できたのかどうか気になっていますが,続報がないのでわかりません.
おっしゃるとおり景品だからか,有償航空券の規制には熱心なアメリカのDOTもマイレージに関してはあまり口を出さないようです.逆に現金と同様に保護された結果税金がかかってきても困るので,どっちもどっちなんですが(笑).
いつものようにマイル・ポイント関連の会社はやりたい放題ですね(自分がルール)。彼らは問答無用に口座を閉鎖します。
AFのその後が気になりますが、もしポイントがAmexやCitiに返還されないのならば完全詐欺です。口座はAFのものですが、AmexやCitiからのポイントは個人の財産です。
昨年、ホテルのIHGが登録住所外の他国のプロモーションに申し込みをした個人の口座を閉鎖し、10万ポイント以上を失った人が多くいたと掲示板で見かけました。
私も色々な世界中のプロモーションに登録をし、たくさんのポイントを獲得できましたが、その後は注意するようにしています。
グローバル・フライヤーさん
FFアカウントのマイルは航空会社のものとなっていますが,クレジットカードなどから移行されると航空会社は対価を受け取っているはずで,ポイントを返還しないと確かに詐欺ですね.
IHGもボーナス分の没収ぐらいなら仕方ないと思いますが,アカウント閉鎖とはなかなか激しいことをやりますねえ・・・