航空運賃を巡る訴訟 3


ユナイテッド・Orbitz vs. Hidden City Ticketing
ユナイテッドと Orbitz が,運賃検索サイト skiplagged.com を訴えました.このサイトは,以前ここでも取り上げたことのある hidden city ticketing を利用して安い運賃を探しているようです.つまり実際に行きたい都市を経由して別の都市まで行く航空券を購入し,2レグ目をノーショーにしてしまうという方法です.これが本当なら運送契約で禁止されている行為なので,個人がたまにやるならともかく,組織的にやっていたら訴えられても仕方のないところでしょう.もちろん,一般的な運送契約自体が妥当かどうかはまた別の議論ですが・・・ ただし,ユナイテッドが申し立てている訴訟理由は,「搭乗者が出発まで確定せず,遅延が増えるから」だそうです???
なおこの方法で発券した航空券を使うと,最初の便がキャンセルされた場合に経由地を変更されるリスクがあります.また,荷物を途中まで預けるということも通常はできません.
運送会社 vs. 燃油サーチャージ
もう一つは航空会社側が訴えられたもので,談合により燃油サーチャージを高値に固定していたとして航空会社が訴えられるケースがいくつか起きています.一番最近はドイツの運送会社がJAL, ANAなど合計14社を相手にドイツとアメリカで起こした訴訟です.
ブリティッシュエアウェイズなどの特典で払わされるサーチャージを見ると,旅客の方でも誰か訴えてほしいところですね.


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3 thoughts on “航空運賃を巡る訴訟

  • グローバル・フライヤー

    15年以上前、シンガポール航空でアメリカ-成田-台北-成田-アメリカのCチケットを発券し、成田に到着した時に成田-台北の往復紙チケットを廃棄、アメリカに戻ってきたことがあります。
    昔はルールがあまく旅行代理店の薦めもあり、これでだいぶ飛行機代がセーブできました。

  • tak-airtravel

    グローバル・フライヤーさん
    私は紙の航空券時代のことはおぼろげに記憶にある程度ですし,発券された通りに素直に乗るだけでした.なくすと大変なことになる代わり,結構いろいろなことができたようですね.TAまで薦めるとはちょっとびっくりですが.