来年1月1日から使われるデルタの新特典チャートが発表されました.もちろん,すでに発表済みの北米発と同じく5レベルになっていますが,北アジア発の Saver/Level1 はこのような感じ (千マイル,片道).変化がよくわかるように,新旧を並べました.
目的地 | エコノミー | ビジネス | ||
旧 | 新 | 旧 | 新 | |
北アジア | 15 | 17.5 | 25 | 30 |
日本~韓国 | 7.5 | 7.5 | 15 | 15 |
北米 | 35 | 35 | 70 | 70 |
ハワイ | 27.5 | 30 | 42.5 | 50 |
ヨーロッパ | 45 | 50 | 70 | 80 |
インド | 37.5 | 40 | 55 | 70 |
東南アジア | 22.5 | 22.5 | 35 | 40 |
南太平洋 | 35 | 35 | 55 | 65 |
このように最大でも1万マイル程度の増加と比較的おとなしい変更にとどまっています.ただし,
- Saver で実際どのくらい空きがあるかは現時点では不明
- 格安航空券ではマイルが貯まりにくくなる
- ストップオーバーが不可になるので,ストップオーバーしたい場合はマイル数が増える
というわけで,大喜びするという状況でもないようです.
デルタは提携航空会社搭乗時のマイル積算に関する新制度をいつ発表するのでしょうね。今年中に発表するとアナウンスされてしばらくそのままなのですが。
ご存じの通り、日本ではゴールドメダリオン資格付のアメックスがあります。そのホルダーだと、AFの搭乗では格安エコノミーでも100%積算に100%ボーナスが付きます。すると東京-パリの往復では、どんなに安いチケット(1,000USD ~)でも24,000マイルになります。
24,000マイルは、SkyMiles平会員がデルタに搭乗する場合、4,800USDもの航空券購入に相当します。Gold Medallion会員でも3,000 USDです。何倍も違います。こうしたケースは実に多くて、来年からSkyMilesの会員はAFをはじめとする提携航空会社にかなり流れるのでは?
pechedenferさん
本当に,もう今年もあと1ヶ月だというのに遅いですね.おっしゃるとおり,ほとんどの人は金額基準になるとマイル数が目減りしますから,距離基準の場合も運賃クラスによる加算率をもっと細かく分けてくる可能性があるかなと思います.ただ,アメリカ在住でステータスを気にする場合はMQDにDL発券という縛りがありますから,残念ながら簡単に流れるわけにはいきません.