たかが機内食,されど機内食


アメリカンとUSエアウェイズの合併ではいろいろなものを揃えていかなければなりませんが,上級会員にとってやや気になるのは国内線ファーストクラスの食事です.特に両社は米系の中では両極端と言ってよいほど食事に差があったのでなおさらです (私自身はUSエアウェイズの方の経験がほとんどありませんので,聞いた話です).質は主観もあるのでおいておくとしても,食事が出るフライト時間の基準ひとつ取ってもアメリカンが概ね2時間以上だったのに対し,USエアウェイズの方は3時間半以上と大きな隔たりがありました.合併後,間を取ってこれを2時間45分以上に揃えたのが今年の4月です.アメリカンメインだった人にとっては改悪ですが,悪い方に揃えられることが多いのに比べるとましと言えます.
次の段階として,9月からケータリング・食器類が統一されました.私は7月から先日のNY・SF出張までアメリカンに乗らなかったので実体験はなかったのですが,FlyerTalk で読む限りでは非難轟々.食器類がUSエアウェイズの四角い形に揃えられたのはいいとしても,サラダが小さくなったり,スナックの内容がしょぼくなったり,何よりメインの質が落ちたという報告が相次ぎました.私自身は先日の出張では朝食時間帯のフライトしかなかったのでそんなにひどいとは思いませんでしたが,夕食だったら違う感想だったかもしれません.
で,どうやらアメリカンにも不満の声が多数届いたらしく,10月中旬以降少しもとの質に戻すことにしたようです.朝令暮改の感もありますが,ここは客の声に耳を傾けたことを素直に評価したいと思います.
なお8月には,ユナイテッドもこの秋以降エコノミーを含む全クラスの食事を改善すると発表しています.
所詮機内食・・・と言いつつ,人間の根源的な欲求である食欲に関してはなかなか譲れないようです.

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