アメリカの航空会社はユナイテッドで「さえ」好業績が続いていますが,世界的に見ると厳しいところも多いようです.
状況が厳しい航空会社としてすぐ思い浮かぶのがマレーシア航空です.もともと業績は思わしくありませんでしたが,会社自体の過失は小さいとはいえ2つも立て続けに大事件を起こし,さらに厳しくなりました.先日マレーシア政府が全株を取得し,立て直しを図るようです.
タイ航空も政府の支援を受けることになりました.ファーストのドンペリとキャビアの廃止が検討されているのかどうかはわかりません.
日本ではスカイマークがいろいろと騒ぎを起こしています.国際線進出をあきらめて国内線に集中するとしても,エアバスへの損害賠償,大手・LCC両面との競争で簡単には回復できそうにありません.
あまり目立ちませんが,カンタスもかなり厳しいようで,マイレージプログラムの改悪 (複雑化?),ハイヤーサービスの大幅縮小などのサービスカットを続けています.
ヨーロッパではアリタリアが苦戦中.エティハド航空が49%を出資し,経営再建に乗り出しました.スカンジナビア航空はLCCとの競争で一時倒産寸前まで行きましたが,規模縮小と徹底的なコストカットで回復しつつあるようです.
経費を節減するとすればサービスからで,整備など安全に関わるところに費用は惜しまない・・・と信じたいところですが,航空会社選びに財政状況を考慮すべきなんでしょうか.
うーん、自業自得な感じの会社が並んでますね。笑
MHのチケット、かんなり安くなってます。大丈夫なんでしょうか。。。
「大丈夫大丈夫!」とか言ってるから余計ヤバいわけですが。
カンタスより地味なフィリピン航空も大口株主が変わりました。
これもある意味ヤバいんじゃないでしょうか。
機材も路線も不安定、ヤバい感じが続いてます。
NemoPさん
MH,かなり安くなっているみたいですね.あそこは事故前の不振は自業自得かもしれませんが,事故自体はそうでもないので,ちょっとかわいそうな気もします.
フィリピン航空は急に羽田線を運休したりしているところですね.確かに,いろいろとヤバそうです.