香港旅行 (6) 香港フィルハーモニック演奏会


今回の旅行も相変わらず弾丸気味ですが,わざわざ日程を合わせた香港フィルハーモニックの演奏会がメインイベントと言ってよいかと思います.世界的に有名な指揮者・ピアニストのヴラジミール・アシュケナージ氏が振るのですから,逃す手はありません.
会場はシェラトンのすぐ近く.海側に出ると香港島の夜景がきれいです.
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こちらが会場の外観.複合文化施設で,開催中の映画祭では山田洋次監督の作品が上映されていました.
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ロビーの様子.
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ホールの中.サントリーホールと同じく舞台の後ろにも席がありますが,今回は音響重視で前の席を選びました.
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プログラムは,エルガーの「南国にて」という序曲とチェロ協奏曲,それにアシュケナージ氏自身による編曲のムソルグスキー「展覧会の絵」でした.
チューニングが終わったら,舞台袖から小柄な男性が小走りに出てきたのでびっくり.アシュケナージ氏の実物を見たことがなかったので,なんとなくもっと大柄な人かと思っていたのです.アジア系も多い香港フィルのメンバーの中でも小柄です.
結論から言うと,香港フィルは恐ろしく上手いです.アンサンブルは完璧だし,弱音から強音までバランスが崩れることもないし,管楽器奏者の力量も揃っているし,言うことはありません.
チェロの独奏はSol Gabettaという若い女性でした.ちょっと音量が足りないかなというところもありましたが,美しい音色でした.アンコールは2曲で,後の方はヴォカリーズで歌も歌って美声まで披露していました.
「展覧会の絵」のオーケストラ版はラヴェルの編曲が有名ですが,ピアニストとして弾いた経験を生かしたかったのかアシュケナージ氏自身が編曲を手がけた版が演奏されました.ラヴェル版とどっちがいいというのは難しいのですが,納得のいくところもいくつかあったので,対抗馬としては成功だったのではないでしょうか.
大満足の一夜でした.

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