フランクフルト到着前に,ニューヨークまで通しで乗る人もいったん降機してセキュリティチェックを受けるように,というアナウンスがありました.同じ機体ですが持ち物を全部持って降りなければなりません.アメニティキットの中に液体物があったので,FAが気をきかせて透明ビニール袋を渡してくれました.使う気はなかったので置いて行ってもよかったのですが,せっかく袋をくれたので悪い気がして持って降りることにしました.
お世話になったFAたちに挨拶して機外へ出ると,私を含む3人の名前が書いてあるボードを持って立っている係員がいました.どうやら,スイートクラスの乗客にはトランジットのエスコートをしてくれるようです.しかも一般のセキュリティチェックではなく「VIP用」(係員が一緒に並ぼうとした他の乗客にこう説明してました・・・) のセキュリティチェックを通らせてくれたので,並ばずに済みました.その後はラウンジで搭乗開始を待ちます.最近オープンしたエアカナダのメープルリーフラウンジも興味があったのですが,ルフトハンザのセネターラウンジの方がゲートに近いということで,そちらを使いました.
機内食でまだお腹いっぱいだし,乗ったらまた出てくるので,ここではコーヒーだけ.
出発20分ほど前にゲートへ行き,アメリカ行きの便では必ずある「尋問」を受け機内へ.新しく乗り込んだFAたちから”Welcome back!”と挨拶をされながらさっきと同じ3Fの席 (部屋) へと入ります.
この区間はずっと昼間です.ヨーロッパ上空は曇っていましたが,カナダに入ると晴れていて景色がよく見えました.
初めは人っ子一人いなさそうな山岳地帯.
ようやく都会.たぶんケベック・シティです.
食事の様子は続きからどうぞ・・・
フランクフルト~ニューヨークは2食です.
1食目は再びフルーツの盛り合わせ.今後しばらくは味わえないであろう,ドンペリとともに.
デザートのときにと思って頼んだコーヒーがなぜか出てきて,??と思っているとメインが出てきました.子牛のフィレですが,パスタの上に乗っかっていたのでちょっとびっくり.
デザート.もちろんコーヒーは冷めていましたので,お代わりをお願いしました.
この後再びベッドを作ってもらい,しばらくうとうと.本当に食っちゃ寝です.
2食目はスープから.だしが良く効いていておいしかったです.
メインはチキンカレー.程よい辛さでした.
楽しかったフライトが終わり,ニューヨークが近づいてきてしまいました.悪天候か何かでダイバートすればもう何時間か乗っていられる・・・と思ったのですが,残念ながらそうはいきませんでした.
降り際にFAに何泊するのかと聞いたら2泊だそうです.客としてなら弾丸でもいいですが,仕事だと大変でしょうね.
JFKからは夕方まで待って,デルタ便で帰りました.これは昨年9月にコロンボへ行ったときの復路にあたります.それにしても,シンガポール航空のスイートクラスからCRJ-700のエコノミーとは落差がありすぎです.