青いムードライトの中,搭乗しました.私の席は前から2番目のコンパートメントの2列目窓側.意外にもビジネスクラスの乗客はアメリカ人が多かったようです.席のパーティションが高くてよく見えませんでしたが,空きは数席しかなかったと思います.
追い風が強いのか,エンジンの出力を上げるのかは不明ながら,2時間遅れの出発にも関わらず到着の遅れは1時間少々で済みそうで,乗り継ぎは十分間に合います.
ANAの国際線はエコノミーかファーストしか乗ったことがなく,ビジネスは初めてです.旧シートは国内線で乗ったことがありますが,スタッガードタイプのシートも初めて.スイス航空のシートと比べると,脇のテーブルが高い位置にあり,プライバシー感は高いです.IFEのディスプレイも少し大きいと思います.テーブルはディスプレイの下に折り畳まれた状態で収納されていて,引っ張り出して両側を広げる仕組み.
IFEとシートのコントローラ.フットレストがないのが欠点でしょうか.座席を前に動かせるので,どんなに足が短くてもオットマンに足を載せることはできますが.
大きなカクテルテーブルの縁にも青いLEDの照明が付いています.希望者に配られたカーディガンと,最初から置いてあったアメニティキットにノイズキャンセルヘッドホン.歯ブラシはトイレに置いてあったので,このアメニティキットは私には使い道がありません.ヘッドホンの耳あてはちょっと小ぶりです.
やはり隣とは互い違いになっています.
席と壁の間には少し空間があります.スイス航空の場合は窓側だとちょっと圧迫感があったのですが,この空間のおかげで気になりませんでした.
トイレには窓とウォッシュレットがあります.流すと,窓のすぐ下にあるバーが飛び出て,トイレの蓋が自動的に閉まるようになっています.そんな機能が必要なのか,疑問がないわけではありませんが・・・
窓の透過率を電子的に変えられるのはもう有名ですね.真っ暗にならないという批判もあるようですが,常に外が見たい私には有難いです.直射日光でもこんな感じで,外の景色を見てもまぶしくありません.
「機内」ではありませんが,飛行中の翼も特徴があります.ここから見るとウィングレットが付いているようです.これも少し透過率を落とした状態で撮りました.
エンジンはロールスロイス.
次は機内食など.