ユナイテッドのエキスパートモードの落とし穴 2


ユナイテッドのアカウントで「エキスパートモード」をオンにすると,フライト検索時に運賃クラス別の空き状況が表示されるというのは以前ご紹介しました.この運賃クラスには特典やアップグレードに対応するものも含まれているので,特にアップグレードを狙っている場合には便利です.
ただし,この表示には1つ落とし穴があります.乗継がある場合,個別のフライトの残数に関わらず,全フライトの最大数しか表示されないのです.いい方に解釈すると,全フライトがアップグレード可能な組み合わせを探せるようにしているのかもしれませんが,本当にアップグレードしたいのは長い国際線区間で,国内線区間は二の次であることが多いので,大きなお世話としか言いようがありません.
具体例で見てみましょう.ExpertFlyerによると,このようにたっぷりアップグレード枠 (RN9/R9) があるフライトです.本当に取るかもしれないので,横取りされないよう日付は隠しておきます(笑).
ua_ef_result.png
ところが,ユナイテッドのウェブサイトで見るとRN1/R1しかありません.これが同じ日のフライトであることは信じていただくしかありませんが・・・
ua_web_result.png
実はこれ,シカゴ~サンフランシスコ便がRN1/R1しかないからなのです.
ua_web_result_ord.png
この場合は国内線区間にも1つアップグレード枠があるからまだいいですが,これがないフライトだと,国際線区間までRN0/R0になってしまい,アップグレードできないように見えてしまいます.
頼みの綱のExpertFlyerも,ユナイテッドのサイトから情報を取ってきているだけなので同じ結果が返ってきます.
ua_ef_result_ord_2.png
これを回避するには,ユナイテッドウェブサイトでもExpertFlyerでも区間ごとに検索するしかなく,便利さが半減してしまいます.


Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。

2 thoughts on “ユナイテッドのエキスパートモードの落とし穴

  • はる

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    こんばんは。
    毎日楽しみに拝見させていただいています。
    私も区間ごとの空席検索結果とエンドエンドの空席検索の個別区間では検索結果が異なることになぜだろうと思っていたことがありました。
    いろいろ検索してみると、航空会社のインベントリ管理の手法でマリッジセグメントというものがあることを知りました。
    http://homepage3.nifty.com/timetravel/marrigesegment.htm
    わかるとそういうことか、と思うのですがアワードやアップグレードの席も予約システム上の空席に連動するので仕方ないのでしょうね。

  • tak-airtravel

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    はるさん,こんにちは.コメントありがとうございます.毎日ご覧いただいているということで,たいへん励みになります.
    マリッジセグメント,私はよく理解できていないのですが,有償航空券なら運賃ルールの関係で全セグメントの最大数で制約がかかるのはわかるのですが,アップグレードはセグメントごとにできるので関係ないはずと思います.R/RNだけ例外扱いするのは,UAのIT能力を超えるのかもしれません(笑).