ヒルトンから車で空港へ.空港からホテルまで来るときに通ったメインのルートは非常に混んでいるだろうということで,裏道を通っていくことになりました.
この道がまたものすごいものでした.これまたいい経験になりましたが・・・ 幅はぎりぎり対面通行ができるぐらいですが,舗装は不完全で車線も定かでない中をトラック,乗用車,tuk-tuk,自転車,歩行者が入り乱れる状況.当然乗用車,というかタクシーが一番飛ばすので,対向車がない隙を狙ってどんどん抜いていきます.
ただ,途中通った運河の付近はわりと整備されていました.漁師が魚をその場で売っていたりして面白かったです.また,空港近くでメインの道路に合流する手前では植民地時代のものと思われる邸宅が並び,良い雰囲気でした.
空港のすぐ近くまで来ると,ほとんど完成しているように見える高速道路が見えました.実際あと数日で開通するというところだったようで,そしたら空港との往復がずいぶん快適になりそうです.
ビジネスクラス用のカウンターでチェックインはすぐに完了.ロンドンまで2枚の搭乗券をもらいました.そこから先はロンドンでもらわなければなりません.
本来のラウンジが改装中のためターミナルホテルの一角に臨時のラウンジを設けているようで,全体に暗くて雰囲気はいまいち.
ターミナルからの写真は撮りにくかったので,画質は悪いですが1枚だけ.手前から中国東方航空,オマーン航空,スリランカ航空,エミレーツです.
出発時刻のずいぶん間際になって搭乗開始がアナウンスされたので,これは遅れるかなと思ってゲートへ行くと,もう誰もいません.すでにほとんどの乗客が搭乗したようです.
ゲート入口で改めて搭乗券とパスポートのチェック.何やら昔の有効期限切れのビザを見たりしているのでグリーンカードも出すと,これはどういうビザなんだとかどうやってグリーンカードを取ったんだなどと妙な質問をしてきます.挙句の果てに,この椅子に座って待てと言って念入りに調べ始めました.パスポートとグリーンカードを虫眼鏡で穴の開くほど見てようやく納得したらしく,通してくれました.
搭乗すると,やはりすでにほとんどの人がもう乗っていました.私の3Aの席にすでに誰かが座っていたのでダブルブッキングかと思いましたが,その人が間違って前の便の搭乗券を見ていたことが判明,実際は隣の3Cでした.
機種はA320でビジネスクラスは2-2の配置.シートピッチはなかなか広いです.アメリカンの国内線ファーストよりも広いかもしれません.ただ座面が狭いのか座り心地はあまり良くありませんでした.
IFEはタッチパネル式のAVODで,コンテンツはこのサイズの機体としては豊富な方でしょう.
食事はアペタイザーが2種類,メインが4種類から選べてわりと本格的.ラムのカレーを選びました.
定刻より少し早く,夜10時前にアブダビに着きました.