コロンボ旅行 (9):コロンボ散歩のつもりが・・・


朝の3時にホテル到着.予約を変更してもらってチェックインします.ここでもエグゼクティブフロアにアップグレードしてくれました.
ヒルトンコロンボは2ヶ月後から改装を控えているそうですが,確かに少しくたびれた感じはあります.
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遅い朝食をエグゼクティブラウンジで.
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18階のラウンジから海が良く見えます.私の部屋もすぐ下の17階ですが,反対側で眺めはあまりよくありませんでした.
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朝食から部屋に戻ってテレビをつけると,なんと懐かしの忍者ハットリくんが.しかしよく見るとアメリカの漫画専門局で放映されているものでした.
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昼前に少し散歩に出ることにしました.この後ちょっと面倒な事態が発生します.
ホテルを出ると人だかりと何人かの警官が見えました.どうやらデモのようです.デモからは速やかに離れるのが鉄則ですが,ホテル周辺がほぼ囲まれてしまっているのでホテルに引き返すしかありません.しかし,誰も大声を出しているわけではなく平和的な感じだったので,さっさと通り抜ければ大丈夫だろうと判断しました.見ると,身なりが良くてデモと関係のなさそうな人も通り抜けろというしぐさをしています.
無事デモ隊から離れるとその人が話しかけて来ました.仮にA氏と呼ぶことにします.なんでもA氏はヒルトンの従業員で私がホテルを出るところを見たとのこと.これからどうするんだと聞かれたので,少し海岸付近を散歩しようと思っている,と答えました.実際,上の写真にも写っていますが,海岸沿いに遊歩道があるのです.A氏に仕事を終えて帰るのかと聞くと,これからあるお寺のお祭りに行くが一緒にどうかと言います.それはちょっと面白そうなので,ヒルトンの従業員ということでもあるし,信用して一緒に行くことにしました.
歩いて行くと時間がかかるらしく,A氏が3輪のtuk-tukをつかまえて乗りました.こんなのに乗るのは初めてです.結構な距離を走って,お寺に着きました.靴を脱いで中に入ると,あちこちで座り込んでお祈りをしている人たちがいますが,特にお祭りという雰囲気はありません.こちらが一番大きな仏像.本尊でしょうか.
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中にはたくさんの建物があり,仏像や七福神のほか,象の剥製(!?),博物館のように古い時計やアクセサリを展示しているスペースなどがあって,確かに面白いところでした.
スリランカでは良質のサファイア,ルビーなどが取れるそうで,宝石類を集めた棚もありました.そこで,今日大きな店が安売りをしているから,後で買いに行くといいと言われましたが,全く買う気がないので生返事をしていました.
一通り見たあとで,待たせておいたtuk-tukに戻り,何やら運転手に指示しました.ホテルの方へ戻るのかと思いきや,これからさっき言っていた店へ行くと言います.
これはかなり怪しい.店と結託して何か買わせるというのは典型的なぼったくりのパターンで,買うまで何時間も閉じ込められたという話も聞きます.しかし,いくらtuk-tukに窓がないと言っても走行中に降りるわけにはいかないので,断りきれそうになければ何か安い物を買って乗り切ろうと腹をくくります.
やがて店に到着.小さなスペースに所狭しと色とりどりの宝石,アクセサリーが並んでおり,こういうのが好きな人なら目を輝かせるところかもしれません.店そのものは地味で,観光客よりも海外から買い付けに来た業者向けのような雰囲気で,ちょっとだけ見直しました.
店員がやってきて,われわれにどこから来たのかと尋ねました.A氏にも尋ねたところを見ると,少なくとも直接の知り合いではないようですが,それだけでは結託していないとは言い切れません.店員は初めに安い石のようなものの説明から始め,次にもう少し高いきちんとカットされた宝石が並んだ箱を取り出して「どれがいい?」などと聞いてきます.なるべく小さいものを選んで値段を聞くと,まあ記念品としてはいいかなというぐらいの値段ではあります.もっと大きいのなら指輪にもネックレスにもなるとそちらを売りたそうな雰囲気でしたが,小さい方で押し切りました.
これで終わりかと思ったら,今度はすでに指輪やネックレスになったものを見せ始めました.さっきのより何倍も高いものばかりです.これはさすがに買う気はないので断り通したら,意外とすぐにあきらめました.
ほっとしながら再びtuk-tukに乗り,街の方へ戻って普通に観光です.ホワイトハウスそっくりですが,何かの役所のようです.
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こちらは”Red Mosque”というイスラム教の宗教施設.実はこのあたりは商店街でかなりカオスな状態です.コロンボには寺院だけでなく,モスク,教会も多いです.
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そろそろ私が空港へ向かう時間になったところで,やはりというか,ガイド料を要求されました.まあ,1人では行けなかったところへ行けたので,ある程度対価を払うのはやぶさかではありませんが,自分から進んで雇ったわけではなく押し売りの感は否めません.スリランカでのガイド料の相場はわかりませんが,2時間ほどの仕事としては相当割のいい額だったのではないかと思います.
ということで,後味の悪さは残ったものの密度の高い(?)滞在でした.スリランカは歴史があり,いろんな文化が混じり合っているところなので,観光資源はたっぷりあると思うのですが,インフラ整備がもう少し進まないと気軽に観光旅行に行ける場所にはならないような感じがしました.ただ通信インフラだけは整っているようで,舗装もままならない路上でたくさんの人がスマートフォンを持ち歩いているのはちょっと不思議な光景でした.
次はスリランカ航空でアブダビまで.

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