デルタは昨日 (8月14日),予告なしに2014年6月1日以降のフライトについて”低”レベルビジネスクラス特典の必要マイル数を上げました.例えば,北米~アジアのビジネスクラスが往復12万マイルから14万マイルとなります.北米~ヨーロッパは10万マイルから125,000マイルと25%もの値上げです.エコノミーや中・高レベルの特典は変更ありません.FlyerTalkのスレッドはこちら.当然,怒りの嵐です.
値上げの理由が振るっています.「米系で唯一,すべての国際線ビジネスクラスで全席が通路に面したフルフラットシートを提供するから」だそうです.まあ,同じシートのUSエアやアメリカンはまだ全機の改修が終わっていないし,ユナイテッドはフルフラットでも通路に面していない席があるのは事実ですが,そこまで違いますかね? それに特典航空券だとデルタのシートとは関係ない提携航空会社も値上げになるんですけど.
また,同時に特典予約の保留もできなくなりました (24時間以内の無料キャンセルは継続).これは保留になっている予約が多すぎて特典が取りにくくなっているからだそうです.そもそも枠が少なすぎるのでは? それにフライト72時間前以降の変更・キャンセルを一切できなくしたときも同じ理由だったような・・・
Good newsとしては,今まで一部ブロックされていたエールフランスの特典枠が全部見えるようになったらしいという報告がありますが,これはもう少し事例を集めないとはっきりしたことはわかりませんね.
私が少し前に予約した香港・ニュージーランド旅行の場合,香港行きは4月なので関係ありませんが,ニュージーランドからの帰りに5,000マイルほど多く必要になっていたところでした.
他社が追従しないといいのですが,時間の問題でしょうね.