シドニー旅行 (11) メルボルン~ロサンゼルス


メルボルンは国内線と国際線のターミナルが別れていますので,一旦エアサイドを出て歩いて国際線ターミナルまで移動し,セキュリティチェックと出国審査を受けます.ここでもファストトラックレーンがあったのですが,ビジネスクラスでも専用のカードを持っていなかったので通してくれませんでした.
国際線ターミナルにはカンタスのファーストクラスラウンジがありますが,ほかのラウンジと違って出発ロビーより上の階にあるので,辿り着くまでちょっと迷いました.ダイニングエリアは本物のレストランのようです.
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ラウンジ内に本物のフリップ式案内板が.
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時間になったので搭乗します.こちらが搭乗機です.
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全体的に空いていたようで,離陸するまで席を移らないように,というアナウンスがありました.私はビジネスクラスの後ろから2列目の窓側でしたが,隣は空席でした.
空いていることもあって順調に搭乗が進み,定刻に出発するやに思われましたが,急に乗るのをやめた乗客の荷物を取り出すため,約20分遅れることになりました.この理由は今回2度目ですね.
いよいよプッシュバックしようかというところで,今度は何かのシステムがダウンしたため順次手で計算するため,さらに遅れることになりました.タイミング的に重量バランスではないかと思います.
約40分遅れでようやくプッシュバック.ところが,エンジンが普通に始動しないため別の方法で始動することになり,結局約1時間遅れでようやく離陸しました.
座席の様子をご紹介しましょう.ビジネスクラスは2階前方で,後方にプレミアムエコノミーがあります.普通のビジネスクラスシートはピッチを詰めるため前の人の頭の横か下に足が来る構造になっているのですが,カンタスの場合はそんなせこいことはしません.身長がそのままシートピッチになっています.
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2階席ということで窓側には物入れがあります.ビジネスクラスなら1人3つ占有できますので,鞄,毛布,枕,アメニティキットと全部入ってしまいます.肘掛の下にはIFEのコントローラ.
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肩のところには照明,ヘッドホンジャック,ちょっとした収納.
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このように席は大変快適なのですが,問題はモニターが肘掛から取り出すタイプで,離着陸時はテールカメラの映像が見えないことです.離着陸時以外はそんなに面白くないので,テールカメラの価値がほとんどなくなってしまうのが残念です.
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残念ながら翼の上で景色は見にくかったです.
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食事のサービスが始まりました.こちらがメニュー.
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カリフラワーのスープ.
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オーストラリアということで?ラムの煮込み.非常に柔らかくておいしかったです.
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ベッドにした様子.微妙に斜めになっているような気もしましたが,十分快適でした.
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たっぷり寝て目が覚めると,夜が明けてきました.同じような写真を何度も撮っているような気がしますが...
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朝食は香港便と違ってちゃんとメインが付いています.
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翼の下にロサンゼルスの空港が見えてきました.
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出発の遅れのまま,1時間遅れで到着.2時間半あった乗り継ぎ時間が1時間半になったので,ちょっと急いでターミナル4へ移動します.フラッグシップラウンジでシャワーを浴びる予定でしたが,20分ほどしかなかったので断念.
この後ダラス経由で帰ります.
ダラス便では,シドニーのセキュリティチェックから一緒だったおじさんにまた会ったので,ちょっと話をしました.おじさんはダラスが最終目的地だそうですが,私がダラスでさらに乗り継ぐと言ったらあきれていました.
ロサンゼルスを出発.ソルトン・シーという湖です.
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砂漠の上空を通って
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ダラス空港の西側を通り北から着陸しました.
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ダラスでシャワーを浴び,最後のフライトをこなして無事に帰宅しました.
長々と11回に渡ってお送りしてきた旅行記,最後までおつきあいくださいましてありがとうございました.次回で,シート比較などをまとめて終わりにしたいと思います.

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