ルフトハンザのシカゴ~フランクフルト便は1日2本ありますが,私が乗るのは夜10:15発です.仕事を少し早めに切り上げ,まずはユナイテッドで地元からシカゴへ向かいます.シカゴダウンタウンの西側を北上してから左旋回して着陸するというルートでした.
ルフトハンザ便はBゲートからの出発ですが,Cゲートに着いたのでそのままファーストクラスラウンジに入ります.入口はC16ゲート付近のカスタマーサービスセンターの奥で,知らないとまず見つからない場所にあります.これから3日機中泊が続くので,ここでシャワーを浴びておきます.
ワンワールドの場合はエメラルド会員なら搭乗クラスに関わらずファーストクラスラウンジが使えますが,スターアライアンスではファーストクラスに乗らないと使えないので,いつもかなり空いています.ただルフトハンザのラウンジなどと比べると食事の方はたいしたことありません.あるだけましという説もありますが...
出発時刻の45分前にルフトハンザの職員が迎えに来て,一緒にBゲートまで移動します.ゲート付近の一角が特別エリアとして区分けされていて,近くのユナイテッドクラブにいたもう1人のファーストクラスの乗客と一緒にそこに案内されました.エコノミーの乗客はすでに並んでおり,ちょっと照れくさいような感じですが,まもなく搭乗が始まってくれました.
機内に入り2階に上がると,期待通り新しいファーストクラスシートです.非常口の後ろの右側に座ります.カートに載っているバラは,この後各席に飾られました.
窓側を見たところ.座席に座ったまま外の景色を見るのは難しいです.
座席の全体はこんな感じです.機内の1人の占有面積としては世界最大ではないでしょうか.
シートとIFEのコントローラ.ノイズキャンセルヘッドホンは最初から接続されていました.IFEのセレクションが非常に少ないのは残念です.
PC電源などは肘掛の下にあります.
今日のファーストクラスは3人だけ.アッパーデッキのコンパクトさと相まって,プライベートジェットのようです.
ウェルカムドリンクは珍しいロゼのシャンパン.ナッツと一緒にいただきます.
おしぼりもバラの花びらつき.
メニューにはFAがそれぞれ名前を書いてくれています.
最近はファーストでも出さないところ増えてきた,キャビア.
サラダとメインのビーフ.2種類のソースは凝っていましたが,肉の質はアメリカ発ならこんなものでしょう.
デザートは緑茶のクレープのようなものを何重にも重ねたケーキ.意外にも緑茶があるというので,一緒にいただきました.
いくらベッドがあるとはいえ,飛行時間は8時間ほどしかないので寝不足気味です.朝食はヨーグルトとフルーツから始まります.
メインはオムレツを選びました.
2階席後方のトイレは独占状態でした.窓があります.
キャビンクルーからの手書きメッセージも.
ほぼ定刻にフランクフルト着.1時間15分で次のタイ航空バンコク行きに乗り継ぎます.