出発前日にJFKとシアトルまでのフライトにチェックインします.搭乗券のフォーマットが変わった後見るのは初めてです.こちらはもともと搭乗する予定だったJFK~サンフランシスコの分.
デザインは全体的にすっきりしましたし,左上にPre-Check可能かどうかと左下にステータスがはっきりと表示されています.念のためバーコードを調べたら,確かに”3″になっていました.
出発当日になり,空港へ向かいます.平日の朝遅い時間なのにやけに混んでいると思ったら,アメリカではすでに学校が夏休みに入っていることもあって家族連れが多いようです.しかし,Pre-Checkのおかげであっという間にセキュリティを抜けます.
搭乗開始時刻の5分後ぐらいにゲートへ行ったら,すでにほとんどの乗客が搭乗済みだったので驚きました.そんなわけで定刻の10分前には出発.小さな飛行機 (EMB-145) ですが,非常口席はまあまあのスペースがあります.非常口の開け方は,FA学校のドキュメントで何度も見たのでばっちりです.ここには書いていませんが,開けるときに肩に担ぐようにするのがコツのようでした.
JFKには北西側からアプローチ.しかし,この後空港の周りをぐるっと反時計周りに回って北東から着陸することになります.
空港の南西側を旋回中.
定刻より早く着き,アドミラルズクラブへ.普通ならアメックスプラチナカードを取り出すところですが,この時点ではまだ乗ることになっていたJFK~サンフランシスコ線はフラッグシップサービスというちょっと特別な路線で,ビジネスクラス以上の乗客はラウンジが使えることになっています.
クラブのそばには767が止まっていました.
その後ろを新塗装の767が通過.
さて,この後ちょっと大変なことになります.アメリカンのウェブサイトのFlight Statusでは使用機材の到着状況も見られるのですが,それによるとサンフランシスコ便は定刻15:30発予定となっているのに,使用機材はそのわずか7分前の15:23に到着予定です.このままだと遅れるなと思っていると,しばらくして予想通り45分遅れの16:15出発に変更されました.もともとサンフランシスコでの乗り継ぎ時間は1時間半ありましたが,このままの遅れでも45分になります.しかもアラスカ航空なのでターミナルを移動しなければなりません.
そこでアドミラルズクラブの受付で別の便へ変更してくれと頼んだら,約3時間後に出るノンストップ便に変更できそうだが,一応予約センターに聞いてみるとのこと.ところが,電話に出た予約センターの担当者は45分程度の遅れでは変更させられないというつれない返事です.遅れが大きくなったらまた来てください,と言われとりあえず引き下がりましたが,だめもとでエグゼクティブプラチナデスクに電話してみることにしました.
すると意外にもあっさりとノンストップ便に変更してくれた上,ファーストクラスが1席だけ残っているのでアップグレードもそのまま維持できると言います.席はバルクヘッドの通路側しか空いていませんでしたが,乗れるだけでもありがたいです.やはり人を変えて何度も聞いてみるというのは効果があるようです.
ところで,私はアメックスのプラチナカードを持っているので関係ありませんが,サンフランシスコ便のファーストクラスに乗るということでラウンジに入ったので,シアトル便に変更したらラウンジが使えなくなるはずです.しかし,ラウンジ内のチケットカウンターへ搭乗券を受け取りに行ったときにも特に何も言われませんでした.
次は,シアトル到着までです.