ボストン旅行 (3) アメリカン→ジェットブルー ミント BOS〜SFO 4


後日談:フライトから2週間近く経って、マイルが加算されました。変更に伴い運賃が有償のCクラスに変わったためのようです。EQMは本来距離の2倍ですが、実際には3倍の8112マイルが加算。EQDは何をどう計算したのかわずか350ドルで、特典マイルは3150マイルでした。

復路のフライトは、当初このような予定でした。JFK〜サンフランシスコはもちろん大陸横断用のA321ですが、ボストン〜JFKも同じタイプの隙間運用で、ファースト席をビジネス、ビジネス席をメインキャビンエクストラとして販売しています。

1〜2月のアメリカは毎週のようにどこかで寒波が発生してフライトに影響が出ていましたが、この週はどちらかというと南の方が中心で、ボストン周辺は軽い積雪があった程度だったのでフライトは大丈夫そうだと安心していました。ところが、地下鉄で空港へ向かう途中にボストン〜JFKが遅れるという連絡がありました。この時点では JFK に4:28着ということになっていましたが、使用機材が20分で折り返すという前提で、明らかに無理です。この時点では後続の JFK〜サンフランシスコのファーストには十分空きがあり、空港に着いてからそちらに変更してもらうことにしました。

空港に着くと、プライオリティカウンターもそこそこ並んでいたので、そのままセキュリティチェックを抜けてアドミラルズクラブに入りました。大陸横断路線利用でラウンジが使えたのは幸いでした。

ラウンジスタッフに事情を説明すると、私の予約を画面に出して遅延状況を調べ始めました。すると「JFKからのフライトがキャンセルされてるよ」と言います。空港に着いたときにはまだ定刻の表示になっていたので、数分の間にキャンセルされたようです。「じゃあ次のサンフランシスコ便で」と言うと、なんとそちらはすでにファーストも満席とのこと。多数の自動振替が同時に発生してタイミングを逸したのでしょうか。幸い私の場合はジェットブルーのノンストップという選択肢があり、すぐにそちらに振り替えてくれて、期せずして往復ともジェットブルーということになりました。特典だとミントは片道65,000マイルも必要です。

アメリカンには乗らないことになってもアドミラルズラウンジは使わせてくれるということで、入りました。ジェットブルーのアプリから座席を選ぼうとしましたが、残念ながら1人席は埋まっていて、隣に人が来る確率が一番低い最後列右側の窓側席を選択してチェックイン。

飛行機がよく見えるラウンジです。

ノンストップになった上にサンフランシスコ到着は当初の予定より2時間ほど遅くなったので、かなり時間があります。赤ワイン+おつまみを2サイクルほど回しました。

アメリカンはターミナルB、ジェットブルーはターミナルCを使います。制限区域外に出る必要はありますが、細長いターミナルビルを辿ると寒い屋外に出ることなくゲートに着きました。もう真っ暗です。

1人席と比べるとシートは同じですが、当然ながらスペースは半減します。

隣席との距離はこんな感じ。

チェックイン期限直前にシートマップを確認しても隣席は埋まっていなかったので安心していたら、賑やかな男性が乗ってきてがっくりしました。FAの一人と親しげに話しているのを聞くとどうやら社員のようで、直前まで席が確定しなかったのとも符号します。言われてみれば社員パス利用者は後ろの方にいることが多いような印象はありますが、予想外でした。

ウェルカムドリンクは、隣の社員のお勧めでウォッカ入りの Mint Condition を。カクテルはあまり飲まないのですが、たまにはよいものです。

ゲートを離れたときには定刻から15分ほど遅れていましたが、到着は定刻より数分早くなる予定とのこと。離陸直後、ボストンの夜景。

ジェットブルー社員と話しているうちにFAが食事の注文を取りに来ました。すると、私が持っているメニューに注文と座席番号を書いて持って行ってしまったので、その場で写真を撮り損ねました。というわけでウェブサイトに出ているPDFをキャプチャ。

今回はイタリアの赤ワインを選択。

往路はあきらめたジェットブルーの機内食。サラダ、魚、牛を選択したら、相変わらずボリュームたっぷりで美味でした。シートはアメリカンの1人席の方が良いですが、機内食に関してはフラッグシップと言えども比較になりません。そう言えば数が足りないと断られたこともないです。

予告通り、定刻より数分早く到着。ジェットブルーになって座席は残念でしたが、食事は良かったのでトントンでしょうか。


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4 thoughts on “ボストン旅行 (3) アメリカン→ジェットブルー ミント BOS〜SFO

  • NW

    Tak san 往復ミントでトントンとはさすがですね。むしろAAよりお得感があるような感覚ではないかと。(笑)
    さてASが、カリフォルニア地区でサブスクリプリョンサービスを開始、ベガスまでカバー。これかなり斬新的・革新的なサービスかと思いますが、ステイタス確保の条件・兼合いはどんな感じになるのでしょうね。

    • tak Post author

      NWエリアさん

      シートに関しては1人席が保証されるAAのFの方がいいですね。ジェットブルーが1人席だったり隣が空いたりしていたらジェットブルー>AAになっていたところですが。
      ASのサブスクリプションは面白いですね。私はもろにエリアに入っているのでちょっと考えましたが、やはり短距離路線ばかりはつまらないのでやめました。これで飛ぶとEQMにカウントされるようですよ。

      • NW

        前例のない政策を打ち出せるかどうか、これはフロンティア、北米的でもあります。ASはこういったチャレンジ(と失敗の可能性)からも学ぶことでしょう。日本の古臭い、石橋たたきの繰り返しか出来ない政治家ら(維新は除く)にもどんどん見習ってもらいたいですね。さて、勝手な予測ですが、ASは、この切り口からプレミア会員以上のサブスクの販売を計画実施そうな思惑があるのではないかと、。サンフラン拠点近距離の実験ベースで、プレエコ会員 149〜199ドル・月、ファースト会員・399ドル・月くらいで年間合計12往復まで利用可能とかね、(ただ一ヵ月にたくさん使いすぎる輩には警戒が必要)、うまく行けばマイレージ距離プランを拡大して西側パス、東側パス、大陸横断パスへのサブスクへの展開かと?
        Takさんはこのサービスのど真ん中エリアに居住されており、実際に利用してコメント、トラベルマガジンへ紹介する立場としての需要もあるのではないかと?(笑)

        • tak Post author

          NWエリアさん

          全く前例がないわけではないですが、私の知る限りでは古いものしかなかったので、今流行のサブスクビジネスモデルに乗っかったのはエアラインとしては初めてでしょうね。ただ乗り放題ではなく金額によって年間6・12・24回まで、それも月毎にパスを消化しなければならないので、わりと安全策を取ったと思います。AS全路線のPYかFに乗れるパスなら考えないでもないですが、遠くてもPHXまでとなると個人的にはあまり魅力がないです。いずれにしても記事のネタにさせていただこうとは思っていますが (笑)。