今回の旅行にはマリオットの宿泊券を2泊分消化するという目的もあります.シカゴは大都市にしてはホテルがリーズナブルで,ダウンタウンにも35,000ポイント以下の選択肢がいくつかありますが,コンサート会場に近く,レビューが良かったブラックストーンを選びました.Autograph Collection という,独立系ホテルが属するブランドです.
3時頃到着.チェックインは4時からとのことでしたが無事にチェックインできました.宿泊券なので2泊別々の予約でしたが,「明日の予約も入っているはずだけど」というと確認できたようだったので安心していました.
今は大手チェーンに入っていますが,画一的でないオリジナルな内装です.
残念ながらバスタブなし.
ブラックストーンは100年以上の歴史があり,最盛期には政治家が好んで利用したようで,室内にはそれに関係したアートが飾ってあります.これはニクソン大統領就任式のチケットをモチーフにしたもの.
こちらはこのホテルに住んでいたという元シカゴ市長.
そのほかにもいろいろ.
ミシガン湖に近い立地ですが,部屋は西側を向いていたので湖は見えませんでした.
コンサートの日は大雨で,会場に近いホテルにして正解でした.
場所は良かったのですが,別予約の扱いでどたばたしました.チェックイン時に2泊目の予約を確認してもらったので,2泊まとめて予約したようにそのまま同じ部屋に滞在できると思っていたのですが,1泊目を終えた後の昼前,「チェックアウトの確認」と称してスタッフがやってきました.「2泊のはずだけど」と言うと「確認する」と言って戻って行きました.これで確認が取れれば問題ないだろうと思っていたら,すぐにフロントから電話があり,「2泊目は別の部屋が割り当てられているけど,どうする?」と言います.てっきりデフォルトで同じ部屋にしてくれていたものと思っていたのでびっくりして「いやできれば同じ部屋で」と言うと同じ部屋にしてくれました.12時にこの部屋を追い出され,その後最悪4時まで次の部屋に入れないなんてことになったらたまったものではありません.ただクレジットカードは改めて承認を取らないといけないということで,面倒ですが昼食に出るついでにフロントに寄りました.
レイトチェックアウトは無理とのことで,コロナ禍にも関わらず盛況のようです.12時ぎりぎりまでいたら,この日も「チェックアウトの確認」が来ました.予約がたくさん入っているのですぐに掃除したいということならいいのですが,いつもやっているとすれば客としては鬱陶しいでしょう.
いくら空港好きでも早すぎるのでシカゴダウンタウンを散歩しました.普段の夏なら観光客がそれなりにいるはずのミシガン湖畔ですが,さすがに閑散としていました.夏に泊まったラディソンブルーが見えます.
復路はファーストでフェニックス経由サンノゼ.大陸横断路線以外は機内食が簡素化されていて,「メイン」はサンドイッチ2種類からの選択.
最近スタッフ不足による大量キャンセルのニュースをよく聞きますが,幸い今回のフライトは順調でした.