なんだかはっきりしないタイトルですが,先にアメリカ帰国に必要な検査について.
ワクチン接種済みのアメリカ人・永住者がアメリカに帰国するには,入国3日前以降に検査をして陰性である必要があります.もちろんクリニックなどに行って検査を受けてもよいのですが,グローバル・フライヤーさんからホテル等にいながらオンラインで指示を受けて検査が可能なキットがあると教えていただき,optum.com で2個パックを $69.99 で購入して持参しました.
フライトは水曜日だったので,早ければ早いほどウイルスが増殖している確率が低いだろうとちょうど3日前の日曜夜に専用ウェブサイトから検査をリクエストしました.すると5分と待たずインド風の英語を話すスタッフが応答し,指示に従って検体を挿入するところまでを実施.イギリス入国後の検査と同じく15分待ったところで別の韓国風の英語を話す人が出てきて結果の確認に入りました.PCのカメラ越しに見せるのだろうと思っていたら,陽性 (赤線2本)・陰性 (赤線1本) の絵がPC画面に出てきて,それを自分の結果と見比べてこちらから結果を伝えるだけです.私の場合は疑う余地のない陰性だったので問題はなかったのですが,陽性でも陰性だと嘘をつこうと思えばつける方法ではあります.その後すぐ証明がメールで送られてきて,これを VeriFLY に転送すると無事グリーンになり,帰国の準備は整いました.
さてフライトです.初めロンドン〜JFK〜サンフランシスコをすべてビジネスクラス特典 (57,500マイル) で予約した後,ファーストクラス (78,000マイル) も空いていることに気づいて予約し直しました.アメリカンとはいえ久しぶりの国際線ファーストクラスを一応楽しみにしていたのですが,帰国前日になってアメリカンから電話があり,ファーストのない機材に変更されたのでビジネスにダウングレードし,代わりに800ドルのバウチャーをくれると言います.狭くはなりますが1-2-1配置なのは同じですし,アメリカンの場合機内食もスープの有無ぐらいしか差はありません.800ドルもらえるなら御の字です.
ヒースローのアメリカンは原則ターミナル3ですが,なぜかJFK便だけターミナル5ということで,キャセイラウンジはしばらくお預け.ただターミナル全体としては5の方が広くて快適です.
朝9時半の出発なので,7時半着を目指して6時半頃ホテルを出発.アメリカンのアプリにパスポートを読み取らせ,VeriFLY と予約をリンクするとオンラインでチェックインでき,搭乗券もスマホに入れてあったので,ターミナル5に着いてそのままセキュリティチェックを抜けました.イギリスは出国審査もありませんし,ここでも人との接触は一切なし.
ブリティッシュエアウェイズのファーストクラスラウンジへ.コロナのせいかビュッフェはなく,各テーブルに貼ってあるQRコードからオンラインメニューを開き,注文するという方式になっていました.これはこれで楽ですが,自分の好みや腹加減に合わせて調整できないのが難点です.コーヒー・シャンパンもそれぞれスタッフが常駐するスタンドで注文します.イギリス風朝食をいただきました.
搭乗時刻が近づいたのでコンコースBへ.アメリカ行きフライトでは尋問がつきものでしたが,今回はなし.ただ搭乗ブリッジの途中でスタッフがSSSS客をチェックしているようでした.
機材はファーストのある777-300ERから777-200ERに変更されました.ファーストのときと同じ,2列目の窓側席を確保してありました.
往路の777とは違い,全席が前向きの逆ヘリングボーンタイプのシートです.足元も広め.
窓側に大きなスペースがあり・・・
中は収納になっています.
通路側の肘掛の中も収納.
モニターもいちいち離着陸時に収納する必要がありません.同じアメリカンのビジネスクラス・逆ヘリングボーンでも細かいところがだいぶ違います.
往路よりは少し混んでいましたが,それでも満席には程遠い埋まり具合でした.
シャンパンと手拭き.
ほぼ定刻に出発しました.
私もちょうど、ヨーロッパ・アジア・日本の旅行から帰ってきました。
アメリカへの帰国時にはwalgreenで購入したBinaxNOWをオンラインで検査し無事に搭乗できました。予備の検査キットと2つ購入し、残りを次回の旅行に利用しようと思いましたが、有効期限が短く帰国後1週間の検査で利用します。
出発時には日本も隔離期間が2週間から到着時には短縮される思っていましたが全く短縮される感が無かったため、日本でのストップオーバーを2時間のトランジットに変更して帰国しました。ヨーロッパもアジアも隔離なしでしたので、日本での2週間隔離は諦め、ヨーロッパ・アジアでの滞在をやや延ばしました。
BinaxNOWの検査キットは思った以上に大きく、かさばりました。
グローバル・フライヤーさん
その節は情報をありがとうございました.おかげで検査が簡単に済みました.
新たな変異種のせいで日本の隔離が短くなる可能性がさらに低くなり,インバウンド回復がさらに遠のきましたね.幸い?アメリカは検査を帰国前日にしなければならなくなったぐらいの変化で済みましたが.
確かにBinaxNOWはかさばりますね.特に2箱は.イギリスの検査キットはわりとコンパクトでした.
BinaxNOWに加え、新しくiHealthと言う会社のリモートテストもCDC承認がおり利用可能となりました。https://ihealthlabs.com/products/ihealth-verified-covid-test-service?utm_source=covid_app&utm_medium=app&utm_campaign=verified_test
BinaxNOWとは少々違い、一般に販売されているiHealthのキットを利用し、リモートテストのサービスを購入してテストを行うものです。iHealthの利点はキットの入手が簡単でありAmazonでも購入可能、キット自体も安く、箱の大きさもBinaxNOWの半分以下。欠点はリモートテストの予約が必要となります。
また、先日アメリカ政府(郵便局)に申請したフリーテストキットでiHealthの物が4箱(8回分)送付されてきました。
BinaxNOWは2度アメリカ入国に使用、問題はありませんでしたが入手が面倒でしたので、次回はiHealthを利用してみたいです。
最近はアメリカ入国の抗原検査もだいぶ安くなりましたが、ホテルで手軽に利用できるのが便利です。
グローバル・フライヤーさん
アップデートありがとうございます。入手しやすいのはいいですね。予約が必要なのも、考えようによっては時間が読めてよいとも言えるかもしれません。6月にブルガリアに行くときに使ってみようと思います。イギリスぐらいならいいですが、ブルガリアでは検査をしてくれるところを探すのも難しそうです。
iHealthは出国前の出費がBinaxNOWより抑えらるるのと、リーモートテスト前にサービス購入できるため何時アメリカの入国テストが廃止になっても損失軽減ができるのがメリットです(ヨーロッパは殆ど廃止され、東南アジアも廃止傾向ですのアメリカも廃止になると思いますが、先週政府の発表ではまだ廃止の予定はないとのこと)。
iHealthは中国製でAmazonのリビューを見ると不良品や欠陥品があるようなどで注意してください。
グローバル・フライヤーさん
確かに、そろそろアメリカも入国前のテストを廃止する可能性はありますね。私としては5月中に廃止してもらえるとありがたいですが (笑)。
–Warning–
先日、友人にiHealthについて説明した時オンラインサービスの販売がSold Out、予約が取れない状況になっています。
https://ihealthlabs.com/products/ihealth-verified-covid-test-service?utm_source=covid_app&utm_medium=app&utm_campaign=verified_test
これが臨時的なものかは分かりませんが、旅行中も同じ状況になると困ります。
そうなるといつものBinaxNowとなってしまいます。
iHealthの復活が先かアメリカ政府のテスト廃止が先か難しいところです。
グローバル・フライヤーさん
私も数週間後にヨーロッパへ行くので調べていたところでした。政府配布の無料キットとして iHealth のものが送られて来たので、これをOnPoin Testingというところのバーチャル検査 ($23.99) で使うことにしました。ウェブサイトにアメリカ帰国用の陰性証明に使えるとありますし、帰国前日に予約が取れましたので大丈夫だと思いますが、どうなることでしょう!?
OnPoin Testingの情報ありがとうございます。
私もiHealthのテストキットをOnPoinで利用してみたいと思います。
次回のアメリカ帰国はTakさんの後なのでリポートをお願いします。
それまでアメリカのテスト廃止が最善ですが。
グローバル・フライヤーさん
了解しました! この会社自体レビューが少なく、信頼性がわからないので、実体験するまで記事は保留にしようと思っていました。帰国前日になって検査できないなんてことになっても困るのですが。