昨年2月末の日本出張以来初めて,海外へ出かけます.
もう一つの趣味に関係した活動も徐々に再開されつつあり,生活がほぼもとに戻っているというロンドンのイベントが決行され,ワクチン接種済みであればイギリス入国後の隔離も不要になるという話を聞いて,えいやっと行くことにしました.仕事の方は基本的にリモートなので,夜中のミーティングさえできれば休暇を取る必要もありません.
フライトは往復ともアメリカン特典です.サーチャージが高いブリティッシュエアウェイズを避け,国際線はアメリカンを選びました.他社は往路1区間サンノゼ〜シアトルのアラスカ航空のみです.
往路はビジネスクラス.早朝のアラスカ航空便でサンノゼを出発し,シアトル空港クラウンプラザのデイユースで仕事をした後,今年3月に始まったアメリカンのシアトル〜ロンドン便という旅程です.
コロナで旅行前の準備がちょっと大変です.イギリスの場合,隔離は不要になりましたが到着後2日以内に検査を受ける必要があり,その予約をした証明がないと飛行機に乗れません.ちょうど10月22日からPCRに加えてラテラルフロー法という簡便な方法が認められるようになったところで,イギリス政府が用意した業者一覧からホテルにキットを送ってくれるところを探し,非営利団体で良心的そうな Testing For All を選びました.送料込みで20ポンド程度で,イギリス到着予定日にホテルに着くように発送してくれるとのこと.キット購入時に送られてくるコードが予約の証明になり,これとワクチン接種証明をフライト情報とともに VeriFLY のアプリに入れると,準備完了ということで緑色の表示になります.フライトのチェックインはこれを空港スタッフに見せるだけで可能でした.帰る際にはアメリカの検査ルールがありますが,これについては後ほど.
朝6時20分発ということで,外はまだ真っ暗.
乗り込むとこんなものが.朝なのでまさか牛乳!?かと思いきや,水でした.環境保護のためにペットボトルを減らそうという運動のようですが,紙?糊?コーティング?の匂いが気にならなくもありません.
ベイエリアは曇り空です.フリーウェイの交通量が戻ってきたのはいいのか悪いのか.飛行機に乗っているので人のことは言えませんが.
雲の上に出ました.
最後列にはチーズプレートしか残っていませんでした.
手前の橋は Tacoma Narrows Bridge.遠くにオリンピック山系が見えます.
さらに北へ.
ダウンタウン上空を旋回して南へ向かって最終進入.
ベルビュー方面.
キングカウンティー空港.ボーイングの工場は北のエベレットですが,ここに試験施設があり,機体がずらっと並んでいます.ここの航空博物館に行ったことがあります.
シアトル空港は徒歩圏内にホテルがいくつもあるので便利です.今回はその中でも一番近いクラウンプラザでしばらく仕事.