約2週間にわたる出張を終え,ようやく帰国します.帰りはストップオーバーなしの羽田経由ですが,乗継時間は7時間近くあります.
早朝のフライトだったので,今度はタクシーで空港へ.距離のわりには大した値段ではありませんでした.
JAL カウンターでチェックインすると,羽田・サンフランシスコ便ともどもしっかりアラスカ航空の番号が入った搭乗券を渡されました.どうもマイレージ番号登録の仕組みはよくわかりません.
JAL は BGS ラウンジというところを使います.ファーストとビジネスセクションがあり,アメリカンの番号を登録してあればファーストセクションに入れたかもしれませんが,そのままビジネスの方に入りました.一応ホットミールもあり,カードラウンジとしてはそこそこというレベル.
ラウンジを出てゲートへ.エアチャイナの737.
私が乗るはずの機材と同じ767が別のゲートにぽつんと駐機しています.北京に767が余っているのは変な感じですが,何か事情があったのでしょうか.
今回も最後の方に搭乗しましたが,誰かを待っているのか優先レーンの手前にたむろしている人たちがいて,一番最後というわけにはいきませんでした.
左側の窓側席に座って落ち着くと,ドアクローズ直前になって隣の女性がCAを掴まえて何か言っています.漏れ聞こえてきた会話によれば,前日の成田便がキャンセルになり北京で1泊させられたので,同行者をビジネスクラスにアップグレードしてほしいと頼んでいる.空席はあるようだがどうなっているのかと聞いているようです.さっきたむろしていたのはアップグレード待ちの同行者かもしれません.当然CAでは対応できませんので地上スタッフが呼ばれ,中国東方航空便名で取っているためアップグレードはできないと説明しましたが,女性は依然として納得のいかない様子.彼女だけがもともとビジネスクラスだったのか,全員ビジネスクラスだったけど振替時点での空席数が足りず他の人たちはエコノミーにダウングレードされたのか不明なので何とも言えません.前者だとすると,じゃあキャンセル便のエコノミー客は全員アップグレードするのかという理不尽な話になります.後者だとすると気の毒ですが,コードシェアでも当日の振替は運航会社が行うので,とりあえずエコノミーに振り替えながらビジネスクラスに空席待ちということもできるはずで,可能性は低いような気がします.いずれにしても,事後に中国東方航空へ差額の払い戻しを請求することも可能です.
なお,余分の767はこれかと思いましたが,成田便は737なので関係ありませんでした.
完全には納得しないながらもなんとか説き伏せ,定刻より15分ほど遅れて出発しました.しかし追い風が強く,羽田到着はほぼ定刻予定とのこと.
朝8時半の出発ですが,がっつりと昼食が出るようです.今回も和食を選択.
後ろにはエアチャイナの747-400.
離陸し,巨大な空港を見ながら上昇します.
さすがにこの辺りまで来ると少し田舎です.
名前のわからない湖.
唐山付近で中国を離れました.
豚肉はかなり硬く,残念.
デザートはハーゲンダッツ.
手前に御前崎,奥の雲間に富士山がなんとか見えます.
伊豆半島.
房総半島を鴨川あたりまでぐるっと回ります.
鋸山かな?
予告通り,ほぼ定刻に到着.乗り継ぎ時間を利用して,あるところへ出かけます.