出張計画を立てていたとき用務先に近いホテルを探したところ,頃合いの場所にクラウンプラザがあったので,会社が契約している旅行会社に「クラウンプラザ北京」をお願いして予約しました.その後送られてきた旅程表に Crowne Plaza とあったので安心し,そのまま放ってあったのですが,北京へ出発する日に「空港からどうやってホテルへ向かうべ」と場所を調べてみると,なんと思っていたのとは違うクラウンプラザで,用務先からはずいぶん離れています.実は北京市内にクラウンプラザが3軒もあり,私が考えていたのは「中関村」だったのに,「国際芸苑」を予約されてしまったのです.確かに後者の方が天安門広場を初めとする観光地に近いのですが,旅行会社なら北京にクラウンプラザが複数あることに気づいて注意してくれてもよかったところです.
と他人に責任をなすりつけていても仕方ありませんし,西海岸は日曜の夜で旅行会社には頼れません.幸いチェックイン当日の18時までキャンセル無料だったのでIHGのサイトからキャンセルし,自分で中関村の方を予約しました.コーポレートコードがわからないのでちょっと高くついたかもしれませんが,許してくれるでしょう.
北京空港に到着し,入国審査.いつの間にか指紋を登録するようになっていて,私も機械で登録しようとしましたが,なかなか私の指紋に反応してくれません.そうしている間に他の人たちがどんどん登録を終えていき,せっかくビジネスクラスで早く降機できたのにパスポートコントロールに並ぶのはだいぶ遅れてしまいました.アメリカのグローバルエントリーの機械は特に問題ないので,絶対に中国の指紋読み取り技術の問題です.もっとも,大多数の人たちの指紋は普通に読み取っていたので何とも言えませんが.
出張だしタクシーでホテルへ向かってもよかったのですが,エアポートエクスプレスが気になって乗ってみることにしました.ホテルへは終点の1つ手前で地下鉄に乗り換えれば着きます.
外資系のわりには英語の苦手そうなフロントスタッフでしたが,なんとかクラブフロアにアップグレードされたことは理解できました.
部屋には蓮の水墨画が飾ってあり,いかにも中国という感じ.しかしまたもやツインルームです.
壁紙もどことなく派手です.
デスクは機能的.箱の中には文房具一式が入っていました.なぜか池袋のメトロポリタンと全く同じ機種の無料スマホが置いてあります.
このソファはなかなか快適でした.
バスは外に面しています.
それとは別にシャワー.
洗面もきれいそうです.
ところがよく見ると恐ろしい警告が書いてあります.水のボトルはたっぷり置いてあり,補充もされたので不自由はありませんでしたが.
スパイアアメニティはフルーツ.
ドラゴンフルーツの解体にチャレンジします.まずは半分に切り・・・
皮を剥ぐと食べられる状態になりました.
ラウンジの朝食は中洋折衷でした.
周辺は住宅と大学が集まっていて,観光とはちょっと縁の遠い立地です.
夜景.このやたらと派手なビルの照明はアニメーションになっていました.