アラスカ航空修行第2弾はサンフランシスコ〜ニューアーク往復です.JFKに比べて運賃が安いのでこちらを選びました.金曜夜のレッドアイで出発し,4時間ほど滞在してからそのまま戻るという無茶苦茶な旅程で,いずれにしろ行き先はどこでもいいのです.
ただしサンフランシスコ発ということで空港までの交通手段が問題になります.レッドアイとはいえ金曜の21時半発なので,距離と渋滞を考えると仕事の後それほど余裕はありません.いろいろ検討した結果,CalTrain 利用者は駅のパーキングに24時間まで $5.50 で停められることを利用して,職場近くのマウンテンビュー駅に車を置き,CalTrain と BART で往復することにしました.
夕暮れのパロアルト駅.バスはスタンフォード大学が運行しているものですが,学生・教職員でなくても無料です.
アップグレード順が1番目だったので来るかなと思っていたら,BARTを降りてエアトレインを待っているところで確定したという連絡がありました.
レッドアイということで食事は大したことありません.右上にマグカップがあるのは,こんな時間にコーヒーを飲んでいるためではなく,スープ皿が搭載されなかったため.
定刻よりやや早く着きました.
空港内のレストランで朝食後,プライオリティパスで入れる Art & Lounge へ.ターミナルは違いますが,ランドサイドなので問題なし.
名前の通りアートが多数飾られています.
土曜日早朝のラウンジは閑散としていました.
ほぼ時間になり,ターミナルAへ戻ってセキュリティチェックを抜けました.この空港はいつまでもしょぼいままです.
エアサイドに使えるラウンジはないので出発機を眺めます.
運よく復路もアップグレードされましたが,席は通路側しか残っていなくて残念.搭乗開始を待っていると,いわゆる emotional support animal の犬を連れた人が乗り込んでいくのが見え,なぜか嫌な予感がしました.
予定よりやや遅れて搭乗開始.自分の席を見ると嫌な予感が的中して,隣の窓側席の床に敷かれた毛布の上に犬が鎮座しています.今のところこちらにはみ出すようなことはしていませんが,所詮動物ですし,あと5時間半この状態でいてくれる保証はありません.
とそこへ同じ窓側席の搭乗券を持った人が乗り込んできました.ダブルブッキングのようで,FAが慌てて地上スタッフを呼びに行きました.やってきた地上スタッフの判決は後から来た人の勝訴で,犬連れの人は間違ってアップグレードされたようです.当然のことながら犬連れの人は抗議し,一時ヒートアップしたものの,搭乗拒否をちらつかされて後ろへ移っていきました.何しろ一度店を広げてしまったので撤収も大変でしたが,エコノミーで同じことをすると隣の人が大変だろうと他人事ながら気の毒になりました.
これも含めて搭乗にやたらと手間取り,定刻より30分ほど遅れて出発しました.
大陸横断ということで,もちろんメニューがあります.
ランチにはナッツが付きます.
このビーフはなかなかの柔らかさ&味.
締めはアイスクリーム.
到着も約30分遅れ.BARTとCalTrainでマウンテンビュー駅まで戻り,帰宅しました.