アラスカ航空修行 (1) キャセイ プレミアムエコノミー乗り比べ その1


アラスカ航空の MVP Gold 死守のため,何度か週末を利用して修行に出かけます.第1弾はキャセイの格安プレミアムエコノミー運賃を利用した香港弾丸往復.金曜日深夜に出発し,香港に18時間ほど滞在後,日曜深夜のフライトに乗って日曜夜帰宅するという,修行感がぷんぷん漂う旅程です.

深夜過ぎの出発で,仕事が終わっても時間に余裕があります.自宅からサンフランシスコ空港までは UberX だと40ドル以上かかりますが,Uber Express POOL なら3割ほど安くなるようなので初めて利用してみました.荷物はバックパックだけで,多少歩くのは問題ありません.

リクエストすると,数分後に自宅近くの交差点でピックアップするという連絡があり,そこで待っていると確かに車がやってきました.私が最初のピックアップのようで誰も乗っていません.初めは空港方面のフリーウェイを走っていましたが,途中で出て次の人をピックアップ.その近くでさらにもう1人ピックアップして,乗客3人で空港へ向かいました.SuperShuttle の自家用車版みたいな感じです.UberXよりたぶん15分ほど余計にかかりましたが,このように時間があるときには利用価値があると思いました.

私はもちろん国際線ターミナルなのに対し他の2人はターミナル3でしたが,出発フロアの道が激混みだったので私もターミナル3から歩くことにしました.出発フロアが混むのは Uber・Lyft のピックアップに到着フロアを使わせていないためでしょう.バス・タクシーなどの既得権益を守るためかもしれませんが,自家用車やタクシーでドロップオフする人たちにも迷惑だし,素直に到着フロアを使わせればいいと思うのですが.

チェックインはオンラインで済ませてあったので,モバイル搭乗券でセキュリティチェックを通過して,以前からよい評判を聞いているキャセイラウンジへ向かいました.ちょうど大勢の西洋人が出て来るところだったので何事かと思ったら,カンタスの指定ラウンジでもあるようです.

アラスカ航空のステータスではラウンジが利用できないため,受付でアメリカンの会員カードとモバイル搭乗券を差し出しました.すると,まずアメリカンの番号に変更してサンフランシスコラウンジと香港のアライバルラウンジのインビテーションを印刷し,さらにアラスカ航空の番号に戻して搭乗券を印刷してくれました.アラスカ航空加算のときはこれが面倒です.

中はわりと広く,食事もアメリカのラウンジにしては充実しています.

キャセイ名物ヌードルバーもあり,担々麺を注文しました.奥の皿に乗っているのはビュッフェの中華アイテム.

ベイエリア発祥のブルワリー,ゴードン・ビアーシュのビールがありました.

シャンパンもあります.

通路側なので最後の最後で搭乗.プレミアムエコノミーは満席です.

往路の機材はA350.公称40インチの足元スペースはなかなか.

レッグレストもあります.

ウェルカムドリンクはちゃんとグラスで.ビジネスクラスでもプラスチックカップのどこぞ (複数) とは大違いです.

最後列から前を見るとこんな感じ.やはり背もたれを完全に倒すと後ろの席はかなり狭い感じになるので,最後列にすると気兼ねなく倒せます.

食事のメニュー.

ワインもちゃんと銘柄が出ているのはプレミアムエコノミーとしては上等?

ビーフブリスケットのバーベキューを選択.米系と比べると量が少なめですが,いつもこのくらいなのか,深夜発だからかは不明です.

デザートはハーゲンダッツ.

途中でカップヌードルなどを配っていたようですが,爆睡していたのでスルー.

朝食は中華を選択.白菜の下に隠れて中身が見えませんが,大量の焼きそばが入っています.これにクロワッサンは合わないなあ.

定刻よりやや早く到着.機外カメラは高画質で細かい風景までよく見えます.

アジア線の (プレミアム) エコノミーはかなり久しぶりでしたが,意外と快適に過ごせました.

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