アラスカ航空は米系の中で「オアシス」ともいうべき寛容さで知られていましたが,どうやらそれは維持できないようです.6月5日から以下の変更があります.
24時間以内の無料変更
アメリカ運輸省 (DOT) の規定で,アメリカを発着する航空券は24時間以内であれば無料でキャンセル・変更ができるようになっています.海外エアライン発券でも同じです.DOTが定める例外は出発まで7日以内の場合ですが,米系エアラインはそれよりもゆるいルールになっていることが多く,デルタは出発直前の購入でも24時間以内のキャンセル・変更は無料です.
アラスカ航空も同様のルールでしたが,6月5日発券分から出発まで24時間以内の場合は適用されなくなります.購入から出発まで25時間であれば出発1時間前まで無料キャンセル・変更が可能ですが,出発から23時間前に購入すると無料にならない,ということでちょっと理不尽な感じもしますが,一応まだDOTの規定よりはだいぶゆるいルールではあります.
60日以上前の変更が有料に
これまで会員ランク・航空券種別を問わず60日以上前の変更は無料だったのですが,MVP Gold・MVP Gold 75K会員以外は6月5日発券分から手数料125ドルがかかるようになります.
同日変更手数料値上げ
6月5日搭乗分から同日変更手数料が25ドルから50ドルに値上げになります.MVP GoldとMVP Gold 75K会員は今まで通り無料,カリフォルニア州内フライト・シャトルフライトは25ドルのまま据え置きです.
ただしポジティブな変更もあります.これまではフライト6時間前からしか変更できませんでしたが,これが24時間前からになります.変更先のフライトは,これまで通り同じ日のフライトです.
Tak san ついにオアシスにも制約、見直しが実施されますか。実飛行マイルベース加算は継続のようです。アジアからのALSKカスタマー.センターへの連絡の増加、JAL特典などの発券・変更などに時間がずいぶんと費やされた悪影響・対応でもあるのでしょうかね。
NWエリアさん
オアシスの水量が少し減ったようです (笑)。JLやアジア関係が特に増えたせいかどうかはわかりませんが、確かにこれまでの変更ルールは他社と比べてだいぶ寛容だったので仕方ないとは思います。