エアラインの意外な正式名称 6


普段は通称で,マニアならIATAコードで呼んだりしているエアラインですが,実は意外な正式名称だったということがたまにあります.

それこそマニア向けの細かい違いですが,一番意外というか間違いやすいのはデルタでしょうか.正式名称は Delta Air Lines,つまり air と lines が別単語です.American Airlines のように1単語なのが普通のところをわざわざ分けている理由は不明ですが,紛らわしいことに間違いはなく,ニュース記事などでも Delta Airlines という表記になっていることが珍しくありません.

考えてみれば Japan Airlines は単語の頭だけ取ると JA になってしまうわけですが・・・まあいいか.

 

ANAの正式名称はもちろん全日本空輸 (ぜんにっぽんくうゆ) ですが,これを聞くことはまずありません.以前は全日空が通称でしたが,今はANAになっています.なお,ANAの読み方はエー・エヌ・エーが正式で,「アナ」は間違いです.

 

このブログでは「タイ航空」と書いてきましたが,正式名称は英語で Thai Airways International,日本語ではタイ国際航空と「国際」が入ります.なんとかつては タイ航空 (Thai Airways Company) というのが存在していたそうで,それが存続していれば「タイ国際航空」と呼ばないとまずいことになっていたわけです.どっちにしても,最初の2単語が同じでは紛らわしくて仕方ありませんが.

 

英語圏の人はQの後には必ずUが来るというルールに従い,Quantasと誤記し,「クワンタス」と読んでしまうことがあるようです.英語圏のエアラインなのにルールに従っていないのは,旧称 Queensland and Northern Territory Aerial Services の略語だから.

 

日本語ではそのまま「しゅんじゅうこうくう」と呼べばいいのでしょうが,英語ではなぜか秋が抜けて Spring Airlines となります.

他にはありますか?


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6 thoughts on “エアラインの意外な正式名称

    • tak Post author

      sabana_grandeさん

      お,そのようですね.日本語にすれば同じだと思うのですが,これも何かこだわりがあるのでしょうか (笑).

  • R@ポーランドの僻地

    ANAの正式名称がエー・エヌ・エーであることは、何度も乗っていれば嫌と言うほど聞かされますが、いくらアナが頑張ってエーエヌエーだと言っても、そんな面倒な言い方をする人は、関係者と航空マニアの一部ぐらいではないでしょうか。

    海外の空港でチェックインしても、間違ってもエーエヌエーとは言われず、乗り継ぎはアナねと言われますし、私も(元)鉄道マニアではあっても航空マニアでは無いのでアナ派です。アナのチェックインカウンターでもかまわずアナと言ってます。(笑)

    それこそ All Nippon Airways と英語のフル名称で発音される海外のチェックインカウンターの方も記憶にありませんけど(日本人で全日空と言う方はいても、全日本空輸と言う方がいないのと同じでしょう)、なんでそこまでアナが会社として略称の読み方まで客に強要するのかと、いつも機内で思っていた次第です。アナがANAと知らずに穴と勘違いするのは日本人だけでしょうし、日本だけでなく海外でも絶対的知名度はエーエヌエーではなくアナですから。

    • tak Post author

      Rさん

      ポーランドの僻地はいかがですか? そういえばLOTはロット? エル・オー・ティー?
      ANAは昔は「アナ」と読んでいたこともあったようですね.今度ぜひカウンターでコールサインの「オールニッポン」と言ってみてください (笑).何だかオリンピックのチームみたいですけど.

  • don

    全日空という言い方は、中国語圏で縁起が悪い意味らしく、それで使わなくなったらしいです。全日本空輸なんて就職活動の時しか使わないでしょうね。

    • tak Post author

      donさん

      なるほど,中国語ですか.「空輸」というと,人間にも荷物感が漂いますね (笑).