乗継の便を売りにしているエアラインがいくつかあります.訪れる人は少ないけれど,地理的に交通量の多い地域間の大圏航路に近い都市にハブを持つエアラインです.そういう空港は概してコストも低いので,運賃を下げることができるという効果もあります.具体的に言えば,アメリカとヨーロッパを結ぶアイスランド航空や,アジアとヨーロッパを結ぶフィンエアーあたりが有名です.
で,こういうエアラインではハブ都市でのストップオーバー (24時間以上の滞在) を無料で入れられることが多いです.一般に格安運賃ではストップオーバーを入れると値段が上がるのが普通ですが,地元にもお金を落としてもらおうという意図があるのでしょう.さらに,ホテルを無料あるいは格安で提供してくれるところまであります.
アイスランド航空
レイキャビクで78時間までのストップオーバーができます.例えば,これは荷物を預けるのも有料の格安エコノミー運賃ですが,ルールにストップオーバー可能とあります.
フィンエアー (ヘルシンキ)
これは上海〜フランクフルトの最安エコノミー運賃ですが,130時間までのストップオーバーができます.ストップオーバー可能かどうかは出発地と到着地にもよるようです.
ハワイアン航空
ロサンゼルス〜シドニーの例ですが,ハワイで往復ともストップオーバー可能です.そういえばブリスベーンへの航空券を検索したとき,ホノルル経由が出てきましたが・・・
私はいつも弾丸なので使ったことはないですが,皆さんはいかがですか?