転居は3月中旬以降と決まったので,上旬のロンドン・ブダペスト旅行は現在の地元からの出発となります.そのため,JFKまでとシカゴからのポジショニングフライトを手配しました.JFKはアメリカンとデルタがありますが,時間的にちょうどよいアメリカンを選択.シカゴはユナイテッドです.この旅行にまつわる航空券の話題をいくつか.
Wizz Air でロンドン〜ブダペスト
ロンドン〜ブダペストはブリティッシュエアウェイズと以前乗ったLCCライアンエアーのほか,ハンガリーベースの Wizz Air,イギリスベースの EasyJet という選択肢があります.ただし同じロンドンでも空港はヒースロー・スタンステッド・ルートン・ガトウィックとばらばらです.運賃は日によって違いますが,だいたいこんな感じ.
アメリカでは大手もLCCに運賃を合わせるのが普通ですが,ブリティッシュエアウェイズは強気です.しかもここに出ているのはベーシック運賃で,荷物チェックイン・座席指定・機内食・ドリンクが有料とLCCと何も差がありません.朝早く出発するのであればヒースローには市内から比較的近いという強みがありますが,そうでなければLCCに流れるのは必然でしょう.
結局,新しいエアラインを試すということで Wizz Air を選びました.荷物チェックインと座席指定が含まれる Wizz Go 運賃でもブリティッシュエアウェイズの同条件の運賃より安いです.
ブリュッセル航空の座席指定をルフトハンザで
往路のロンドンまではアエロプラン特典で取ったブリュッセル航空です.アエロプランのサイトからブリュッセル航空の予約番号は見えるのですが,これを使ってブリュッセル航空のサイトで座席を指定しようとしても,シートマップが取り出せないというエラーになります.
そこで,どうせダメだろうと思いつつ親会社ルフトハンザのサイトに同じ予約番号を入力すると,ちゃんと予約にアクセスできるだけでなく,座席指定までできてしまいました.どちらもアマデウスを使っているのでアクセスできるのはまだわかりますが,ルフトハンザのフライトが入っていないのに座席指定ができるのはちょっとびっくりでした.
ブリュッセル航空といえばユーロウィングと統合されるという話もあり,私がブリュッセル航空ブランドで乗るのは最初で最後になりそうです.
ユナイテッドのベーシックエコノミー,有料で座席指定可能に
ユナイテッドは真ん中席のないEMB-175なので今回もベーシックエコノミー運賃にしましたが,ユナイテッドでは先日から有料で座席指定ができるようになりました.シカゴ〜地元は時刻表で1時間半程度のフライトで,通路側が10ドル,窓側が5ドルという料金設定です.さすがにエコノミープラスは選べません.
どうせ夜遅いフライトなので私は選ぶ必要性を感じませんが,どうしても同行者と一緒に座りたいという場合には便利です.ただしベーシックエコノミーでない運賃との差額と比べてどちらがお得かはよく調べる必要があります.