中華航空は20年ぐらい前,友人と南回りでヨーロッパに出かけて以来です.当時羽田唯一の国際線で出発し,台北・バンコクなどを経由してアムステルダムに入りました.全部で24時間ほどかかったと思います.すでにヨーロッパ直行便はありましたが,安いのを選んだらこれになったわけです.ベルリンもそのときが初訪問で,先日が20年ぶりの2度目でした.
ゲート手前でガルーダのエスコートと別れ,搭乗券を見せます.すると引き換えにプラスチック製の札を渡されました.
待合室に入り,外を見たらなんと飛行機がいません.慌てて台北からの便の状況を調べましたが,とっくに到着しているはずです.一旦どこかへトーイングして行ったのかなと思っていると,搭乗ブリッジの下にバスが数台並んでいるのが見え,どうやらバスゲートを使うようです.空いているゲートがあるのに暑い中わざわざバスで運ぶ理由がわかりませんが,とりあえず安心しました.
それでもゲートで15分ぐらい待たされ,優先搭乗が始まりました.周りをよく見るとゲート入り口でもらった札が2色あり,それで対象者を見分けるようです.いつも搭乗が混乱する米系でも導入してはいかが?
777-300ERは逆ヘリングボーン型です.ビジネスクラス最後列の窓側を予約してあったのですが,乗り込むとFAから「前の方に移りませんか」と言われました.どうも先日のJALのようにBコンは空っぽのようです.周りに誰もいないのも魅力的でしたが,やたらと移動を勧めてくるのがうるさいので従うことにしました.Aコンも空いていて後ろの方には誰もいなかったので,同じような状況ではあります.
IFE画面が巨大でピカピカのため,顔が反射しないようにするのが大変でした.
足元スペースもかなり広い感じ.
ムードランプまであります.
驚いたのは収納の数と容積が半端ではないことです.この中にまず平べったい収納.
その隣はというと・・・
IFEコントローラに,これまた大きな収納.
さらにその下にオープンとはいえちょっとした物入れがあります.
下手なファーストクラス (ANAさん,あなたのことです) よりも収納が多く,広々としたシートは大変気に入りました.
シートコントロールはタッチパネル式です.
アップルジュースをもらってのんびりしながら・・・
ふと外を見るとガルーダのジャンボが通って行ったので慌てて撮影.
シャンパン・ワインのメニュー.
ビールはサッポロがあるようです.
食事のメニュー.
メニューは注文を取ったらさっさと回収されてしまいました.
エビとチキンのサテーから.食事に中華風のものを選んだのでビールを.
メインはアジア内路線としてはなかなかのもの.
このあたりで日が暮れました.
最後はアイスクリームとフルーツ.
台北の夜景を見ながらほぼ定刻に到着しました.