アラスカ航空とヴァージンアメリカの合併後の様子がほぼ確定しました.ブランドとFFPは基本的にアラスカ航空のものが踏襲され,サービスの一部でヴァージンアメリカのものが維持されます.
- ヴァージンアメリカブランドは2019年に消滅し,アラスカ航空に統一されます.
- マイレージプログラムも2018年にアラスカ航空の「マイレージプラン」に統合されます.
- ファーストクラスアップグレードもアラスカ航空の無償アップグレードシステムが維持され,2018年から旧ヴァージンアメリカのA320フライトにも適用されます.
- IFEはアラスカ航空のストリーミング方式が採用されます.ヴァージンアメリカの機材には個人モニタが装備されていますが,これはアラスカ航空機材には搭載されません.
- アップグレード無償化に対応するためでしょうが,旧ヴァージンアメリカA320のファーストクラスのピッチを55インチから41インチに減らし,席数を8から12に増やします (下の写真).
- 同様に,A320にプレミアムエコノミーを設置します.
逆にヴァージンアメリカ由来のもので残るのは,いまいち実態のないものばかりです.
- ムードラインティング
- シートと制服を「モダンでスタイリッシュ」なデザインに
また,シアトル・ポートランド・ロサンゼルスのラウンジを改装・拡張するほか,サンフランシスコとJFKに新設します.
一番気になるマイレージプログラムに関しては,当面金額基準になる恐れはなさそうで,とりあえず安心しました.