DTW/TLS出張 (5) アムステルダム・JFK経由で帰宅


アムステルダムを経由してJFKまでKLM,その後デルタで地元まで帰ります.

デトロイトへ出発する前日にKLMの予約を確認したら,アムステルダム〜JFKのアップグレードに入札しないかというメッセージがありました.最低入札額が279ユーロで,10ユーロ単位でチェックイン開始時 (アメリカ行きの場合は出発24時間前) まで入札できるとのことで,入札画面に行ったらすでに289ユーロの入札が入っていたので,299ユーロを入れてみました.しかしその後「より高い額で入札した人がいる」というメールが来たので見たら,確かに309ユーロに上がっています.

ExpertFlyerで調べるとビジネスはまだ5席販売しています.複数空席があれば最高入札額でなくてもアップグレードされるかもしれませんし,気が向いたら24時間ちょっと前にその時点での最高額を入札すればいいと,とりあえず放置しておきました.すると,前々日ぐらいに再度確認したらなぜか309ユーロの入札は消えていて,再びトップになっていました.まだ4席販売しているので希望があるかもしれません.

がしかし,出発24時間前を少し過ぎた頃,残念ながら満席なのでアップグレードできなかったとのメールが来ました.ExpertFlyerによればまだ2席販売しており,本当に満席なのかよくわかりませんが,結局帰りもエコノミーが確定しました.

席は,初め2階席へ上がる階段のすぐ左の通路席を取ってありましたが,その後エコノミーコンフォートの右側の「壁」に面した15Eが空きました.調べてみるとこの席と壁の間には結構隙間があるらしく,窮屈にならなさそうだったので,通路にそのまま出られないリスクを承知の上で移動しました.結果的にこの席はわりと快適でしたが,それについては後ほど.

ツールーズでのスカイチームはプライオリティラウンジにもなっている “La Croix du Sud” つまり「南十字星」ラウンジを使います.食事は無きに等しい感じですが,静かではありました.

到着便が遅れ,1時間ほど遅れて出発.パイロットのアナウンスによるとアムステルダム出発前に故障が見つかったためだそうです.乗り継ぎは2時間半ほどあるので大丈夫でしょう.

離陸したらエアバスの工場があり,各社の塗装がされた機体がずらっと並んでいました.

遠くに見えるのはスペインとの国境であるピレネー山脈でしょう.

旋回して北へ向かいます.ここでツールーズ中心街が見えました.

サービスは往路とほぼ同じでしたが,ラップの下に水のカップが隠れていて,だいぶ「上げ底」感があります.

アムステルダムかな?

1時間ちょっと遅れて到着し,乗り継ぎは1時間半を少し切るぐらいになりました.出国審査が混んでいて通過したら出発1時間前だったので,ラウンジは飛ばしてゲートへ直行しました.

KLMの747-400CombiのL1からL2までは変わった配置で,右半分はギャレー,壁を隔ててエコノミーコンフォートが3-2配置で並んでいます.壁と座席の間にはこのように結構な隙間があり,バックパックぐらいなら余裕で置けます.蓋こそありませんが2階席の窓側のような雰囲気です.おかげで足元が広く使えるし,右側が空いているのでエコノミーとしては快適に過ごせました.

出発したらヘッドホンが配られました.米系のエコノミーではイヤホンが普通なのに対し,簡素ながら一応ヘッドホンです.しかし音漏れが激しそうだったので,自前の耳にフィットするイヤホンを使いました.IFEの映画の選択肢はあまり多くありませんが,アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のビデオがたくさんあったのでそればかり観ていました.

機内食はミートボールを選択.まあ食べられる味でした.ワインはヨーロッパ内路線と同じ南アフリカのもの.

JFK到着はほぼ定刻.イミグレは閑散としていました.そのままターミナル4の出発階へ上がり,デルタの機械でPre-Checkマークの入った搭乗券を入手しました.

デルタラウンジで夕食.ここは本当に食事が改善してきました.食事の内容を洋から和へ等価変換すれば,ANAの国際線ビジネスラウンジとそう変わらないかもしれません.

これで今年の旅行・出張はおしまい.フライトもホテルも少々さえない終わり方でしたが,その分来年が楽しみになるということにしておきたいと思います.

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