品川から成田エクスプレスに乗車.しばらく乗らない間に無料WiFiが装備されていました.しかし,わざわざ「外国人旅行客向け」と断る理由がわからないのですが.
成田に着き,ファーストクラスカウンターでチェックイン.地元まで2枚の搭乗券をもらって,すぐにセキュリティチェックを抜け,免税店で少し追加の買い物をしてからファーストクラスラウンジへ入りました.3階は混んでいるということでしたが,ぎりぎりの電車に乗ったのであまり時間がなく,寿司はありませんが4階でいいやということにしました.
入ってみると本当に空いていて,おしぼり,シャンパン,おつまみを持ってきてくれました.
このフライトもわりと出発直前に搭乗.通常ならもうほとんどの人が乗っているタイミングで,一杯になっているかと思いきや,キャビンに入ると乗客はあと1人しかいません.挨拶に来たチーフパーサーも珍しいというぐらい,シカゴ線にしては空いています.先日乗った深夜発のサンフランシスコ便と同じく2人,CAの方が多い状態です.
第2ターミナルから16Rの端まで延々タキシングして離陸直前,後ろに数日前成田に再就航したばかりのイベリア航空機がいました.
南へ向けて離陸し,すぐに海へ出ました.
犬吠埼.
ラウンジでセーブしたので出発後すぐ機内食をいただきます.日本発なので本当は和食にしたいところですが,何しろ変わり映えがなさすぎます.
だいぶ迷った挙句,普通に洋食のビーフにしてしまいました.洋食の方が,ビーフは仕方ないとして他の2種類はちゃんと変化を付けようという努力が見えるような気がします.しかし,ベジタリアンオプションがないのはどうなんでしょう?
今回はいつものようにサロンからスタート.
テーブルがセッティングされて,何かいつもと違うと思ったらバターが変わっています.Tomさん?
アミューズ・ブーシュは茶碗蒸し風.
「キャビア最中」とは何ぞやと思っていたら,本当に最中の皮が来ました.キャビアは変化を付けなくてもオーソドックスな食べ方で十分でございます.
これまたいつものように園のピノ・ノワールに切り替え,ビーフ.和牛はさすがとろけるような柔らかさですが,この歳になるとちょっと脂っこい気も.
チーフパーサーと,この赤をいつも頼むというような話をしていたら,CAも客に勧めるためには自分も勉強しなければならないということで,自腹で買い込んで飲んでみるということもよくあるそうです.会社で出してくれないのかと聞いたら「そんな優しい会社ではございません」
がら空きなので,通路を挟んだ席をベッドにしてもらい,しばらく熟睡.起きたら到着の2時間前になっていました.何を食べようかとメニューを眺め・・・
「フミコの和食」にしました.たぶん初めてですが,軽い和食で気分が変わり,よかったです.
その後フルーツと,本来はメインの洋食に付いていたフィナンシェ.
定刻より少し早く,紅葉が始まったシカゴに到着しました.ゲートに着いてもなかなかシートベルトサインが消えず,インターホンの音が何回か鳴ってからようやく消えました.パイロットが忘れていて,CAが催促したのでしょう.
3時間ほど待って地元へのフライトに乗りましたが,これはどうということはなかったので省略.
4泊あってゆっくりできるかと思いきや,京都と東京を往復した上に東京でもホテルをホッピングしたため結構慌ただしい旅行になってしまいました.しかし,1年ぶりの大阪オフ会は楽しかったです.
JALの日本発和食はここ数年変わり映えがないですが、バターだけにはこだわりがありますね。
エシレはアメリカでも買えますが、ボルディエは入手困難なため、数か月後のJALに期待してしまいます。洋食決定です。日本発のみですかね?
グローバル・フライヤーさん
シカゴ発は以前のエシレでしたが,ちょうど入れ替わりの時期に当たったのか,日本発だけなのかはわかりません.LAでも入手困難だとするとアメリカ発ではないかもしれませんね.
Takさん、
JALのファーストクラスの和食は本当に変わり映えがしないですねぇ。
また2食目のセット物がビジネスクラスと全く同じと言うのも芸が無いですし、フミコの~シリーズより普通の和定食を食べさせてよ!と思うような変に凝ったイマイチなセットの時があり、「AIR吉野家が余ったら下さい」とお願いしたことが過去にあります(笑)。
白熊さん
肉は柔らかくておいしいので最初の2回ぐらいは良かったのですが,その後は飽きてしまいますね.そういえばビジネスもフミコシリーズでしたね.今回は割とオーソドックスな定食だったと思います.なるほど,AIR吉野家という手がありますか!
>「外国人旅行客向け」と断る理由がわからないのですが.
これは電波法のためと思われます。
技適のないスマホ(海外製)を国内で使って電波を発するのは違法なのですが、訪日客は特例として許可されています。
厳密にいうともっといろいろあるのですが、「外国から来た人が使うならまあ大丈夫だろ」と考えているのではないかと。
tomさん
なるほど,ややこしいですね.となると,本当に問題なのは海外製のスマホを使う日本人ということになるでしょうか??
私の意見としては、時代遅れの電波法が問題です。元々海賊放送局を取り締まるための規定がスマホに適用されているのですが、スマホは他を妨害するような電波を出すものではありません。特に、国内でも同じものが売られていて問題なく使われている以上、海外で売られているものだから、と禁止されるのは条理に合わないように思います。海外でも、こういったスマホ禁止の例はないですし。
少なくとも、スマホを適用外にしてもらえるといいのですが。
tomさん
あ,海外製は国内で売られているものと同じでも禁止なんですか! 確かに海賊放送局と同じ扱いというのは変ですね.せいぜい偽物のホットスポットを作って他人のPCやスマホをハッキングするぐらいでしょうか (笑).しかしそれもどこ製かとは関係ないですね.
関係あるのかないのかわかりませんが,同じ製品でも国によって仕様が違うことはありますね.例えば日本で売っている携帯・スマホではシャッター音をオフにできないと聞いて驚いたことがあります.私の iPhone はサイレントモードにすれば音が出ないのですが.
スマホのシャッター音はSIMカードに関係していると思います。
私のスマホに米国のSIMカードを入れているとシャッター音はオフにできますが、日本のSIMカードを入れるとシャッター音はオフにできなくなります。
たぶん、TakさんのiPhoneもSIMフリーにして日本のSIMカードを入れるとシャッター音はオフにできなくなると思います。メジャーなスマホは日本の法律に沿ってプログラムされているのでは。
グローバル・フライヤーさん
なるほど,SIMカードの国によって変えているのですね.そうするとおそらくソフトウェアの方で対応しているので,自分でカメラアプリを書けば日本のSIMでもシャッター音をオフにできそうです.そこまでする必要があるほど怪しい写真を撮るわけではありませんが (笑).