なぜかすべてエティハドが少しずつ関係しています.
エアベルリンが規模を大幅縮小
経営難のエアベルリンが,ルフトハンザ傘下のLCC ユーロウィングスに35機リースするのを初めとしてフリートをほぼ半減させるとともに,1200人規模の人員削減も行います.残るのは主に長距離線用機材のようなので北米線は大丈夫だと思いますが,予約をお持ちの方はここしばらく注意しておいたほうがよさそうです.
ここはエティハドが29%を保有していますが,ライバルに助けられるとはかなり悔しいでしょう.
ルフトハンザがブリュッセル航空を傘下に
すでに半分近くを保有していましたが,来年には残りを取得して完全に傘下に収めることになりました.マイレージプログラムは以前から Miles&More に統合されています.
ルフトハンザはスイス航空・オーストリア航空を保有しており,それぞれ別ブランドで運航を続けていますが,ブリュッセル航空のブランドが残るかどうかは未定で,ユーロウィングスに吸収するという案も出ているようです.
買収後エティハドとの提携がどうなるかが気になります.ビジネスクラス特典を取るなら今のうちかもしれません.
ジェットエアウェイズがデルタ・エールフランス・KLMと提携
インドの航空会社ジェットエアウェイズが,アメリカとインドを結ぶ大西洋路線でコードシェアなどによる提携を行います.これまたエティハドが約4分の1を所有する航空会社ですが提携先は多彩で,アメリカンやユナイテッドとも提携関係がある「八方美人」になります.