世俗的な発券 2


ステータスなんて関係ないと言いつつ,まだまだ煩悩を断ち切れない私は,最近ワンワールドで海外発アメリカ着の格安ビジネス航空券を2つ発券しました.ただし,アメリカン発券を避けてEQDを最大化しようという戦略をとり,この2冊だけでエグゼクティブプラチナに必要な1万2千EQDのうち半分を稼ぐ予定です.

カタール航空:コロンボ~ドーハ~ボストン往復

1300ドル弱で2万6千EQM (距離の150%) という破格の値段で,しかもA350のビジネスクラスです.カタール航空発券のRクラスのEQDは距離の20%なので,これだけで3500EQD以上になります.

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イベリア航空ほか:ベルリン~シカゴ往復

1200ドル弱で1万5千EQMと上に比べるとややインパクトに欠けますが,それでもかなりお得です.こちらのEQDは距離の25%で約2500EQD.イベリア航空のロングホールは初めてなので楽しみです.往路のA330は新型のスタッガード型シート (のはず) ですが,復路はどうしても旧シートしか出てこなかったので,ロンドン経由のアメリカン便 (777-300ER) を選択.復路なので大丈夫だろうと思いつつ,アメリカン発券にならないよう念のためブリティッシュエアウェイズ便名にしました.ベルリンにしたのはもう20年も行っていないのと,ベルリンフィルを聴くためで,往復とも演奏会のある日に合わせて日程を決めています.

イベリア航空のドイツサイトではなぜか英語が選べません.

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2 thoughts on “世俗的な発券

  • NWエリア

    Tak さん

    米国以外のEQDのルールは、すべて実費ドルベースではなく、パートナー会社には、このような例外もあったのですね。流石に米国内で米系だけを選ぶ場合、EQDは、まず消費金額ありきでなかなか複数のプログラムのステイタスを同時に達成というのは、難しくなってきましたから。
    こういった海外発券の場合、総合的にマイル獲得単価が割安なチケットの、搭乗クラス、相対的な価格を調べ、訪問先もイベントも絞りながら,マスマティックス的な加算レベルの試算をしつつ、飛べる予定(休日)も考慮しながらと、かなりマルチタスクな事前確認、対応が要求されますね。(笑)こちらは、プログラムの航空パートナーの発券クラス、加算基準をあまり確認しないまま、航空会社・日程・コストの優先順で、ホテル価格を確認後で、ええい、と購入してしまうことが多いです。案の定、加算データを後で見てから、購入前の確認不足だったというケースがありますが、まあ良しとしています。PS-イベリア航空は、以前乗ったことがありますが、機内会話も英語でなかったような記憶があります。 

    • tak Post author

      NWエリアさん

      はい,他社発券の場合は航空券価格がわからないので,AAとDLでは金額が距離ベースで計算されます (UAはステータスマイルのみで金額は加算されません).運賃クラスに対して安価な航空券を選べばこちらの方が得になりますが,おっしゃる通りかなり複雑な最適化問題になりますね (笑).AS以外の米系ならどこも金額基準なのでコスト最優先 (ベーシックエコノミーを除き・・・) でいいと思いますが.
      LHR発のイベリア航空では英語のアナウンスも一応あったので,アメリカ発着なら大丈夫ではないかと (笑).