米系のビジネスシート更新が一巡


飛行機のシート更新の周期は,エアラインごとに見ると7~10年ぐらいでしょうか.最近は特にビジネスクラスシートの進化が激しく,10年ちょっと前までリクライニングシートが普通だったのに,斜めのレイフラットを経て,今や全席通路アクセスが可能なフルフラットシートが増えてきました.フルフラットにもヘリングボーン,逆ヘリングボーン,スタッガードなどいろいろなタイプが登場しています.

米系ではユナイテッド (とコンチネンタル) がまずフルフラット化を始めました.私がフルフラットのビジネスシートを初めて体験したのもユナイテッドで,確か2009年頃だったと思いますが,あれはかなりの感動モノでした.ただ導入が早すぎたせいで,その後全席通路アクセスできるタイプが登場すると見劣りするようになってしまいました.

次はデルタで,まずヘリングボーン型を777に導入し,その後逆ヘリングボーン (A330・747)・スタッガード (767) を採用しています.

アメリカンがフルフラット化では一番遅れており,777-300ERの全機材が逆ヘリングボーンになっている以外は未だに大半の機材がレイフラットです.最近ようやく777-200 (逆ヘリングボーン) と767 (スタッガード) の改修が本格化してきました.

これで一巡したので,再びユナイテッドに順番が回ってきたことになります.実際,先日 “Polaris” という名前の新シートを発表しました.全席通路アクセス可能,斜めの席と真っ直ぐ前を向いた席が交互に並んでいて,ヘリングボーンの変形型とも言うべきタイプです.

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次に来るデルタは,先日A350から導入される新しいビジネスシートを発表しました.ビジネスクラスなのに扉が付くスイートタイプということで注目されています.見たところ普通のスタッガード型にドアを付けただけのようで,やや狭そうな感じがしないでもないです.ファーストで扉付きタイプをいくつか経験した感じでは,座った位置から通路が気にならない構造であればいらないかなという気がしますが,これは人それぞれでしょう.

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