早朝のフライトでシカゴまで.ユナイテッド,それもファーストクラスとなるとかなり久しぶりです.短いフライトなのでスナックのみ.
シカゴで4時間ほど待たなければなりません.本来はファーストクラスラウンジが使えるはずですが,改装のあおりで閉鎖中でした.その代わり,Cコンコースのユナイテッドクラブの一角にファーストセクションが設けられています.食事は大したことはなく,ユナイテッドクラブ側よりいいのはフルーツぐらいでしょうか.朝食時間帯だからだといいのですが.
普通のユナイテッドクラブよりは空いていて静かなはずですが,最初の30分くらい電話で大声でしゃべる輩がいて出たくなってしまいました.皮肉にも,ここはもともと携帯通話禁止のクワイエットスペースだったところです.イヤホンで音楽を聴いてやりすごし,気がついたら静かになっていました.ぼーっとしているとジャンボが登場.後ろにはゲートが空くのを待つ機体が並び,ゲート不足は深刻のようです.
ようやく搭乗時刻が近づき,ラウンジを出てC10へ向かいました.オンラインでチェックインはできたのですが,成田までの搭乗券しか送られてこなかったので,カウンターに寄ってシンガポールまでの2枚をもらいます.メルボルンまで行くということでかなり驚かれましたが,さすがにシンガポール~メルボルンの搭乗券は出てきませんでした.
ファースト・ダイヤモンドレーンで待っていると,さらに左側の隠しレーンに案内されてきた人がいました.VIPのようですが,スーツ姿だったので芸能人ではなさそうです.予定より数分遅れて搭乗が始まり,VIPに続き左のブリッジから機内に入ります.席は2K.ファーストは5人のようで,通路を挟んだ反対側にも人がいてベッド専用席は無理でした.
シートに関しては以前も取り上げたので今回は省略.JALのシートに比べると外が見にくく,収納が少ないのが欠点です.パスポート・財布などを右と左上の2ヶ所に分けて入れました.
定刻に出発しました.
ドリンクメニュー.シャンパンはおなじみの Krug に,もう一つはロゼのようです.
赤ワインはアメリカ・フランス・オーストラリア・イタリアとバラエティに富んでいます.
和食のメニュー.
こちらが洋食.
アメリカ発の常で,洋食のステーキを選びました.
最初のドリンクを聞かれたので Krug をお願いします.ところがアミューズと一緒にワイングラスを持ってきたので間違えたのかと思ったら,普通に Krug を注いでしまいました.ケータリングのミスの可能性もあるので,シャンパングラスが廃止されたのかの結論は次のシンガポール便まで持ち越します.ま,聞けばいいんでしょうが.
パンは4種類ほどから選びます.ガーリックトーストはありませんし,バターも普通です.
アペタイザーに一応キャビアが乗っていますが,往年の迫力はありません.
サラダにかけたトマトドレッシングはあっさりしていておいしかったです.
今回はステーキの焼き加減を聞かれました.焼き加減はまあまあでしたが,かなり硬い肉でした.
デザートはあっさりアイスクリームとシャーベット.
感想は最後にまとめて書きますが,うーん・・・ フライト後半に続きます.
こちらでは、ご無沙汰しております(笑)。
ANAのシャンパングラスの件ですが、昨年11月に搭乗した時はシャンパングラスがあり、今年2月にはワインと同じ物になっていました。
Takさんも、私とほぼ同様のご感想をお持ちのようですが?、ANAはファーストに関してはもはややる気を失っているようです。
座席はへたっていますし、食事もサービスも割とあっさりしていますので、物足りなく感じている方は多いようです。
一方で、JALはFAを三人配置していますし、食事/ワイン/免税品も充実しており、ANAのFはかなり見劣りしますね。
なお、VIPはJALでしかお目にかかったことないです(笑)。
疾風さん
こちらこそ,あちらをご無沙汰してすみません (笑).
なるほど,シャンパングラスがなくなったのは結構最近のようですね.F客が2人だったNRT-SINは余裕がありそうでしたが,こちらは5人でもだいぶ忙しそうでした.それでもサービスには特に不満はありませんでしたが・・・ しかし全体的にJALと比べると差は歴然としていると思いました.
krugに関してはワイングラスで提供することをkrug社から推奨されてるとか。
なので、ミスではないもののその旨の説明とどちらのグラスが良いかくらい確認しても良いですよね!
masaさん
なんとそうですか! 知りませんでした.これが理由なら納得ですが,今まではシャンパングラスだったのでどうでしょう・・・? SQやCXでも,ワイングラスではなくシャンパングラスで出していますね.
昨年夏Krugにはワイングラスでした。masaさんの説明のように香りを楽しむと言うことで、昨年からANAはワイングラスに変更されています(特に機内では味覚が鈍感になるので)。
最近利用したJALのサロンは細長いグラスで出てきましたが、サロンもオリジナルグラスはワイングラスのような形をしています。 http://www.delivery-wine.net/mg/2010/1130salon.html
シャンパンのグラスに関しては時代により変化していますのであまり気にせず飲んでいます(TGはすべて同じグラスです)。
「平らなグラス(シャンパン・タワー用)→細長いグラス(泡がきれい)→ワイングラス(香りが楽しめる)」
個人的に機内では量が多いワイングラスです(何度もCAを呼ばずに済むので)。
グローバル・フライヤーさん
疾風さんは11月にシャンパングラスだったということなので,だんだん変わってきたんでしょうかね.確かに,調べてみると細長いグラスでは香りが出ず,底の広いワイングラスでは気が抜けやすいということで,その間ぐらいのがよいとされているようです.飛行機では背の高いシャンパングラスは倒れないかと心配になることもあるので,その意味でもワイングラスがちょうどよいのかもしれません (笑).
シャンパングラスも高さはあるので,なみなみと注げば結構量があるような・・・