今日は初登場NWエリアさんによるゲスト記事です.私が最近ご無沙汰のアメリカンビジネスクラス搭乗記を書いていただきました.
NWエリアによる代打レポートです。どうぞよろしくお願いいたします。
西海岸―日本ルートは通常UA/ANA/DLを継続利用していましたが、今回初めて利用のアメリカン航空で、成田-LAX間フライト(アップグレードでビジネスクラス)を利用しましたので、レポートします。
アメリカン航空のプリファード席からビジネスクラス席へのアップグレードが確定したのは、出発の24時間前を切ったタイミングでした。
フライト当日の午前中に大阪から羽田空港まで全日空便にて移動、羽田でリムジンバスに乗り継ぎます。成田空港まで75分程度、成田第2ターミナルに無事到着です。AAのビジネスクラスカウンターでチェックイン。こちらは、初めてのAA利用です。カウンターのエージェントは、何か個人的な問題でも抱えているのでしょうか、笑顔が見られず、むろん愛嬌も感じませんでした。AAへの印象はマイナススタートです。ここで話しても時間の無駄と思い、事務的に手続きを済ませました。セルフ機械でチェックインした方が、よっぽどましといった印象でした。
アドミラルズクラブで、約30分程度、白ワイン一杯とチーズを頂きながら、離発着する飛行機を眺めてフライト案内を待ちます。
搭乗案内アナウンスの開始後、搭乗口へ、座席は12C(通路側)です。右隣は空席でゆったりとしてLAXまでのフライトを過ごすことが出来そうです。窓側の席でなかったため、写真数は少なめになりました。座席サービスの担当は、日比ハーフのFAで、丁重なおもてなしを受けました。フィリピンへは、その昔、日本での勤務時に工場管理の関連で何度か訪問したことがあり、フィリピンのローカルな町の名前をいうと、さらにフレンドリーな対応を頂きました。あちらこちらで、笑顔で明るく対応されていて好感が持てました。名前は聞かなかったのですが、後日、コンプライメントのメッセージを、アメリカン航空のWebsiteより送付しました。(成田のカウンター担当者とは正反対、、。)彼の話によると、羽田―LAX路線と比べて、成田-LAX線は、古い機体で申し訳ございませんとのこと、次回はぜひ新機体を利用した羽田線を利用してみてくださいと、やんわりとPRもしてきます。(すでに予約しております。)
確かに、シンガポール航空のビジネスクラスなどを比べますと、アメリカンの機体、および提供するサービスレベルは全体的に見劣り感があります。まあ、アメリカ系では、基本的に贅沢なサービスは、期待できないでしょうから、まあD社等とも比べて、さほど遜色はないのでしょうか。
Welcomeドリンクサービスでは、日本酒(Tamanohikari-Daiginjyo)とローストピーナッツを頂きました。
機内食
食事は和食をセレクト、第一の御膳と第二の御膳がありました。
一膳のあと、メインディシュ(ニ膳)の案内があり、また和食をセレクトしましたが、(メインの野菜グリルなど)グリルが冷めていて、一口だけ食べましたが、味が合いません。またディッシュの盛り付けにも全く美的センスが感じられません。後は手を付けずに。FAが、気を聞かせて洋食(Menuイメージ)へチェンジしますかと聞かれ、お願いしましたら、快くすぐに持ってきてくれました。Thanks! こちらの洋食のチョイスの方がベターでした。
夕方発のフライトの為、食事のサービス後は消灯となりました。リクラニング調整で、足元部分を上にしたり、倒したりしてみます。ちなみに通路を挟んだ左隣のアメリカ人の娘達は、ほぼフラットに、右隣のインド系の乗客は、まだ飲み続けていました。
映画でも見てみようと思ったのですが、すぐに砂時計マークが出てきます。
ビデオシステムに問題があり、画面がリスタート。FAの方が、すぐに、リプログラミングしますと2度ほど確認、調整してくれ、もう大丈夫なはずですとのこと。まあ、熱心に、映画を見る気にならなかったので、赤ワイン(アルゼンチン産Catena)を頂きながら、しばらく、クラッシックでも聴いて過ごしてもと、、思っていたら、知らない間に数時間眠ってしまったようです。やはり食後でリクラインニグしている状態では、すぐに眠ってしまいます。
こちらはフライト途中にあったMid-Night Snackサービス、ドリンク・チーズと思われますが、あまり覚えておりません。
朝食とアイスクリームのサービス案内で、目を覚ましました。
フレンドリーなFAさんが、是非マンゴージュースもどうぞと持ってきてくれました。美味。
軽食後、既に直ったはずのモニターで、映画を見ようとしましたが、またリスタートしてしまいます。再度リプログラミングを頼んで、ようやく見れるようになりましたがLAXまでは、残り1時間20分で、映画1本の時間よりも短いです。太平洋横断フライト・東京-LAX等のフライトでは通常2-3本のビデオ映画を見るのですが、映画を一本も見なかったのは、今回が初めてです。フライト時間の7割方 眠っていたことになりますので、仕方ありません。映画システムの問題はありましたが、快適なフライトでした。ワインリストなどもじっくりと読んで、隣の乗客の様に一通りテイストしてみる(されていたように思いました)のも良かったかもしれません。ちなみにワインリストです。
LAX到着までのアナウンスが流れます。
アメリカン航空のパイロットの話す英語アナウンスは非常にスムーズで、若干のジョークもあってナイスです。日本へはANAで戻りましたが、日本人機長のアナウンスは聞くに堪えられない発音でしたから。(彼には全く悪気はないのでしょうが、耳障りでした)。
LAX入国
現在はアメリカ入国プロセスの電子化が進んで、個人ビザ、パスポートを電子画面にスキャン、入国に関する質問にモニター画面上へ回答、プレチェック手続きが必要です。その後、問題がなければ印刷されたスリップを持って、再度ラインに並び、入国係官が再度書類を審査に引き継ぐシステムにアップデートされています。言葉に問題がある人は、係員を呼べば、サポートしてくれます。(ご参考まで)
入国審査の後は、一旦すべての荷物を引き取り、税関検査の後、米国国内線の次便へ2時間後に乗り継ぎ予定です。ターミナル4に到着、スーツケースはこちらでゲートを出る前にドロップします。乗り継ぎ便はいったんゲートを出て、別のターミナルへ徒歩移動、こちらで改めてチェックインし、セキュリティチェック荷物検査です。
出発ゲートでは、長蛇の列、フライトが何時間遅れるのかはっきりわからないというエージェントに多くの客が、詰め寄って質問しています。30分の遅れが、、また30分後と出発案内が、どんどん遅れていきます。2度目のサンドイッチとジュースが、出発のゲート前に無料提供されましたが、あいまいなアナウンスに、乗客はイライラしています。結局は、2時間程度の遅れで済んだので、ほっとしましたが、国際線後の乗り継ぎの遅れは、結構疲れるものです。またこの便は離陸直前に1Cにアップグレードとなりました。また通路側です。ファーストは満席です。軽食サービスでは、リクエストしたIPAビールが無かったので、代わりにサミュエルアダムズとチーズを頂きました。
今回のフライト体験では、サービスを通じて笑顔と愛嬌の大切さを改めて学ぶことが出来たように思いました。個別ビジネスでの応用にも役立ちます。
Takさん いろいろとご調整いただき誠に有難うございました。THANKS AGAIN!
AAのサービスがよく分かるレポートで参考になります。クルーの対応は一番重要ですね。明るくフレンドリーだと、長距離移動の疲れが癒されます。また、機会があれば、レポートしてください。
ひとみん さん
コメント有難うございます。(また機会があれば、了解です。)太平洋路線は、日本から10時間以上と長時間移動のため、担当のスチュワード/スチュワーデスによって大分印象が違ってきますが、こちらは当日 運が良かったようです。
知人が先日エコノミーで同路線を利用したようですが、古い機材だったためか、エンターテイメントのビデオの種類が少なく、食事はあえてノーコメント、印象はイマイチで、う~ん、出来れば 乗りたくないと言っていました。知人いわく、次回 東京ーLAX線を選ぶのなら、日系かシンガポール、UAがおすすめの順とのこと、その他ありますがね。ご参考まで。アジア都市経由の選択肢等もあるようです。確かに長距離路線では、最新/最近の機材787・777またはエアバス320−380を利用したいですね。