ユナイテッドが長距離国際線エコノミーの機内食改善 2


昨年6月,ユナイテッドはアメリカ~アジアなど長距離国際線エコノミーの食事を「改善」しました.どうなったかというと,最初の食事の前に飲み物と一緒にチーズ・クラッカーを出し,その後メインの食事,最後にデザート (アイスクリーム) と「3コースディナー」になりました.ただしその代償は大きく,フライト半ばの軽食がなんと有料になったのです.

これには当然不満が噴出.FAによっては最初に出すはずのチーズ・クラッカーをフライト半ばのスナックとして出して少しでも不満をなだめたり,いろいろ工夫していたようですが,LCCならともかく曲がりなりにもフルサービスキャリアを標榜するエアラインが長距離国際線の食事を一部ながら有料にしたのが間違いのもとでしょう.もちろん,アメリカンもデルタも追従しませんでした.

で,1年後の今年6月から,12時間以上のフライトとヨーロッパ→アメリカ西海岸のフライトについて,フライト半ばの無料スナックを復活させるそうです.また,アメリカ→ヨーロッパのフライトでは到着前に温かいクロワッサンを出すということです.

何にしても,間違いを認めてもとに戻すのはよいことだと思います.


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2 thoughts on “ユナイテッドが長距離国際線エコノミーの機内食改善

  • R923E

    SASの長距離路線ですけど、エコノミー席のドリンクが有料でした。
    さすがに成田線のみ、最初の食事中に限り無料と記されていましたけど、食後や到着前(出ないのかも?)は有料とは、驚きました。
    証拠写真を、URLに登録した私のブログページの後半部分に載せてあります。

    • tak Post author

      R923Eさん

      情報ありがとうございます.
      例外が成田線のみということは,北米線は完全有料!?ということですね・・・ 米系でもノンアルコール飲料だけは鷹揚なのでびっくりです.