米系エアラインの複数都市旅程に注意 8


米系大手の運賃ルール変更により,複数都市を周遊する場合に1つの航空券として買おうとすると,恐ろしく高い値段しか出てこなくなってしまったそうなので,ご注意ください.これまでは各区間の片道運賃で一番安いものを組み合わせることができたのですが,今は単純往復以外の旅程で組み合わせることのできる運賃が払い戻し可のものに限定されているためです.運賃ルールを見ると,確かに安いものは軒並み “DOUBLE OPEN JAWS/MULTI-COMPONENT CIRCLE TRIPS NOT PERMITTED” となっていて,各社とも上から2番目ぐらいのクラスにならないと周遊できません.

例えば,JFK~ロサンゼルス~ダラス~JFKというルートをaa.comで買うと,このように1700ドル余りもします.

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しかし片道航空券を別々に買うと,同じ日・フライトの組み合わせが合計521ドルですみます.

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もちろん別々に買えばいいわけですが,全体の日程をずらさなければならなくなったような場合に,変更手数料が3倍かかるという欠点があります.あとは乗継が保証されないという問題もありますが,このような買い方をしなければならないのはほとんどストップオーバーが必要な場合なので,実質上は問題ないでしょう.


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8 thoughts on “米系エアラインの複数都市旅程に注意

  • 疾風

    まるで、私の事を狙い打ちしたかのような改悪ですね(苦笑)。
    昨年は、マルチシティにしても運賃はほぼ変わりなかったので、NYCからあちこち経由してLPBまで行けたので、がっかりなニュースです。
    これは、来年以降もRTWを発券しろとの神の思し召しなのかも?と解釈しました。

    • tak Post author

      疾風さん

      NYC-LPBは通しの運賃でしたっけ? そうであれば,運賃ルールで決められた乗継回数まではまだ大丈夫だと思います (ウェブサイトがちゃんと通し運賃を認識してくれると仮定すれば,の話ですが・・・).今回は別の運賃と組み合わせることのできる条件が厳しくなったようです.

  • NWエリア

    米国系エアラインの数が減って、競争がなくなったせいか、最近は各社やりたい放題ですね。新たなルールは、利用者がほとんど嫌がることばかり。やはり正式な競争が必要ですね。少ない頭数で各社 競争しないようにルール作りをしているようにさえ思われます。そのなかで、まだフレンドリーなプログラムを維持しているアラスカAirには、今後も頑張ってもらいたいと思います。 
    Takさん、アラスカ特典でのキャンセル.変更ルールについて個別に整理したものがありましたら、ご教示願います。Thank you.

    • tak Post author

      NWエリアさん

      この件では,全社ほぼ同時にルールが変更されたので一部には談合を疑う向きもあったようです.例のEKの件があってからASの信用度は私の中では急降下しましたが,確かにいろいろな面でまだまだ良心的だとは思います.ただしASがVXを買収して中小エアラインでも統廃合の動きが出てきたので,油断できません.
      出発60日前までなら誰でも特典を無料で変更・キャンセルできるのはユニークなシステムですね.情報としては,ASのウェブサイトぐらいしか今は思いつかないのですが,ほかに見つかったらお知らせします.あるいは自分で書いてしまうかもしれませんが・・・

      • NWエリア

        数社同時にルール変更というのは、談合ですよね。Alaska関連の情報有難うございます、さすがALですね。EKは個人的に関心がないので、信用問題はわかりかねますが、。デルタなどの大手にも、このようなおおらかな還元条件を、ぜひ取り入れてもらいたいですね。まあ ダメ元でのコメントで期待は していませんが、。

        • tak Post author

          NWエリアさん

          今回のEKの予告なし改悪を見ると,CXなどもそのうちあるのではないかと心配になってしまいます.DLは3日前以降はお金を積んでも変更・キャンセル一切不可で厳しいですね.ちなみに,ASでは上級会員になると有償航空券の変更・キャンセルも無料になります.

          • NWエリア

            いきなりの改訂は提携先の一方的なルール方針の場合が考えられます。ただALの30日間の事前通知を出来るだけ考慮したうえで変更するという姿勢を、他も見習ってもらいたいですね、特にDLさんとかに。https://blog.alaskaair.com/emirates-redemptions/
            別の事例ですが、米国でのアパートでも健全なマネジメントが管理しているところは、2ヶ月位先のレント変更NOTICEを通知しています。以前住んでいたところは10日前とかに急に100−150Bucks Upと数回言ってきたので、2年を待たずに解約しましたが、、本当に、ふざけたヤンキーの管理人でしたよ。

          • tak Post author

            NWエリアさん

            ASは「今後は」「できるだけ」30日前に通知するというだけなので,私の中ではまだ執行猶予中です.全体的にDLよりはまだマシだと思いますが,あまり同じようなことが続くようだと考え直すかもしれません.リンク先に書いてある改悪の理由はすべて内部的なものですが,非公式にEKから特典利用者が多すぎると文句があった可能性はあると思います.なので予告なしの改悪もEKからの要求だったのかもしれませんが・・・
            アメリカは日本に比べて家主が強いですよね.